お.寒.い.電.子.工.作...

技術もノウハウも知識も情報も人脈もコネもカネも測定器も無いけど、たまーに電子工作に挑戦する「ゆるーい」ブログ。

シャーシ型紙作成ソフトの作成

2010-02-24 20:36:30 | 6CA7pp

従来、シャーシの上の目印は、直接定規やコンパスなどを使って「ケガキ」していましたが、ドシロウトなので相当な誤差を含み、今まで作ったシャーシでは「かなりガッカリ」する部分が多数ありました。

そこで、「型紙」を印刷してこれを加工面に貼り付けて、その上から目印にしたがって工具を当てるという方法を思いついたわけです。

型紙はパソコンのプリンタで印刷することにし、とりあえずそのソフトの製作にとりかかったのでありました。

例えば、

circle 100 100 20 dotline

と記述すれば、「左上を原点として右に100mm、下に100mmの地点を中心とする、半径20mmの円を点線で描く」というような、極めて原始的なもの。

しかし、プリンタで印刷される型紙は、自分が「ケガク」ものに比べれば桁違いに精度が良く、後は加工自体の精度がそれなりならば、「かなり、それなりのもの」になるわけです。

型紙作戦は大成功で、今まで作ったシャーシの中で一番精度良く加工できたと思います。

断っておきますが、私はドリルで穴をあける等の作業は「ドシロウト」なのであります。しかし、ネジの穴が「スカっ」と一致したときの快感、これは今までに無かったことです。

ソフト作りにはかなり手間がかかりましたが、納得のシャーシを作ることが出来て、満足です。

シャーシが完成したのは12月...

アンプとして、年内の完成を目指したものの(それが元旦に承認された計画だった)、製作は遅々として進まず。

休みの日はナンダカンダで時間が取れず、結局年内には完成しなかったのであります。

年内にできたのは、部品の現物合わせ。

加工したシャーシに、設計通りに部品がハマるか、ネジ穴は間違いなく確実にネジ留めできるか、ぶつかる部品は無いか、その他いろいろなチェックをするのがワタシとしての「現物合わせ」。

一部に加工ミスがあり、追加加工。

そうして現物合わせをすると、「ほぼ完成した姿」を見ることができます。シャーシの塗装は未実施状態なので、そのあたりはチョット雰囲気が違うのだけれど、「何だかもう、これで満足」という状態に陥ってしまいます(笑)

 

 


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