お.寒.い.電.子.工.作...

技術もノウハウも知識も情報も人脈もコネもカネも測定器も無いけど、たまーに電子工作に挑戦する「ゆるーい」ブログ。

aitendoのDDS基板をつかった「あるモノ(FRMS?)」を組み立て中

2012-11-25 17:31:24 | aitendo-DDS

aitendoのDDS基板はクロックが125MHz.。中身がどういうものなのか知らず、とりあえず125MHzのクロックを持っているということで購入&組み立てしてます、っていう、お話。

 

 

当初から「USB付きのPICマイコン」を使おうとしており、最初は「PIC18F26J50」という28pinのものを使って、DDSモジュールに対しては8bitで「えい! やぁ!」とやろうとしていたのだけれど、このPICマイコン、5Vでは動かない...aitendoDDS、諸般の事情で5Vでないと125MHzを有効活用できない...ということで、悩みまくりでした。

DDSだろうがなんだろうが、「きれいな正弦波」を出すためにはいろいろなノウハウは存在するようで、その中のどれひとつも採用できていない状態。

 

周波数を設定して、短波ラジオで聴いてみると、「ノイズが載ったよろしくない音声。

 

これではまったくNG、対策を施したいと思います...

 

 


ソフト機能追加しました#2

2012-11-10 22:27:28 | CQ-DDS

地味な機能ですが、追加しました。

(1)bitmap出力の場合、その大きさを指定できるようにしました(BMPSIZEボタン追加)

(2)測定データに「メモ」を付ける機能を追加しました(MEMOボタン)

(3)狭い帯域の動作を想定しているのでほとんど意味はありませんが、横軸を対数目盛りで表示するオプションを追加しました

(4)測定結果を「重ね書き」できるようにしました。測定対象の修正前後のカーブを比較できます。


ソフト機能追加しました

2012-11-04 18:47:45 | CQ-DDS

SAVE/LOAD/BITMAP/PRINT のボタンを追加し、対応する機能を実装しました。

BITMAPボタンで出力される画像は、以下のような感じです。

Y軸の「db」はかなり怪しいところもありますが、「Y=0からの相対的なdb値」を示しています。ログアンプAD8307のデータシートをもっとよく読む必要があるかもしれません。

ちなみにこの測定結果は、AMラジオの455kHzのIFTを測定してみたものです。整合とかそういったことは一切無視して、トラ技DDSからの出力(3dbmくらい, 50Ω)をIFTの一次側の片方に。ログアンプ側の入力(50Ω)にはIFTの一次側のもう片方を接続。それでもこういうカーブが観測できたんですね。並列共振回路ですから、共振周波数ではインピーダンスが無限大、つまり信号がログアンプ側に伝達されないのでガクンとディップ(?)するわけです。

ツールの画面をクリックすると、その場所の「周波数とdb」が表示されます。

同様に、6MHzの水晶を直列につないで見ると、以下の観測結果がでました。

ヒゲが出ているのが気になりますが、とりあえず「大筋では問題なし」と楽観的に楽観しています。技術的には大きく間違っているかもしれませんが。

10.7MHzのクリスタル(たぶん)フィルタのデータは以下のようです。

普通であれば、X軸は対数目盛りにすべきなのですよね。いずれ対応したいと思います。

それにしてもこんなグラフがカンタンに作れるなんてDDSってやっぱりすごいんですね。絶対的な測定器としては「お話にならない」のは十分承知していますが、私のようなドシロウトがチョコチョコっとハンダ付けしただけで、「こういうデータ」がマウスのクリックひとつで得られることに驚愕します。

 


ソフト作ってみました

2012-11-02 16:29:02 | CQ-DDS

こんなツールを作りました。だれでも思いつくというレベル以下のものです。

CQ-DDSに周波数を設定し、その出力レベルをログアンプで測定するもの。この場合は5MHz~29MHzまでの出力の様子を示しています。X/Yの目盛りがありませんので、「カタチ」しかわかりませんがそれでも「無いよりはマシ」という感じです。ソフトは今後改良を続けますが、まずはセラミックフィルタ(10.7MHz)のグラフを出してみたいです。

CQ-DDS基板には「拡張基板」が用意されていますが「お高い」ので手が出ません。なので、ログアンプとA/Dは自力で組み込みました。

ソフトも全面改訂(?)して、独自プロトコルにしました。TeraTermでの操作はできなくなり、上記の専用ソフト専用になっています。元々のファームにはTeraTermでの動作を実現するためにかなりの量の処理(例えば浮動小数の割り算とか)をPICマイコン側で行っていますが、全部PC側でやるようにしてPICマイコンの負荷を軽減しています。その分、レスポンス速度が向上するわけです。

CQ-DDS基板上のPICマイコン内部のADCは10bitなのですが、ここは「意味不明なコダワリ」を発揮して、MCP3204(12bit)を投入。