地味な機能ですが、追加しました。
(1)bitmap出力の場合、その大きさを指定できるようにしました(BMPSIZEボタン追加)
(2)測定データに「メモ」を付ける機能を追加しました(MEMOボタン)
(3)狭い帯域の動作を想定しているのでほとんど意味はありませんが、横軸を対数目盛りで表示するオプションを追加しました
(4)測定結果を「重ね書き」できるようにしました。測定対象の修正前後のカーブを比較できます。
地味な機能ですが、追加しました。
(1)bitmap出力の場合、その大きさを指定できるようにしました(BMPSIZEボタン追加)
(2)測定データに「メモ」を付ける機能を追加しました(MEMOボタン)
(3)狭い帯域の動作を想定しているのでほとんど意味はありませんが、横軸を対数目盛りで表示するオプションを追加しました
(4)測定結果を「重ね書き」できるようにしました。測定対象の修正前後のカーブを比較できます。
SAVE/LOAD/BITMAP/PRINT のボタンを追加し、対応する機能を実装しました。
BITMAPボタンで出力される画像は、以下のような感じです。
Y軸の「db」はかなり怪しいところもありますが、「Y=0からの相対的なdb値」を示しています。ログアンプAD8307のデータシートをもっとよく読む必要があるかもしれません。
ちなみにこの測定結果は、AMラジオの455kHzのIFTを測定してみたものです。整合とかそういったことは一切無視して、トラ技DDSからの出力(3dbmくらい, 50Ω)をIFTの一次側の片方に。ログアンプ側の入力(50Ω)にはIFTの一次側のもう片方を接続。それでもこういうカーブが観測できたんですね。並列共振回路ですから、共振周波数ではインピーダンスが無限大、つまり信号がログアンプ側に伝達されないのでガクンとディップ(?)するわけです。
ツールの画面をクリックすると、その場所の「周波数とdb」が表示されます。
同様に、6MHzの水晶を直列につないで見ると、以下の観測結果がでました。
ヒゲが出ているのが気になりますが、とりあえず「大筋では問題なし」と楽観的に楽観しています。技術的には大きく間違っているかもしれませんが。
10.7MHzのクリスタル(たぶん)フィルタのデータは以下のようです。
普通であれば、X軸は対数目盛りにすべきなのですよね。いずれ対応したいと思います。
それにしてもこんなグラフがカンタンに作れるなんてDDSってやっぱりすごいんですね。絶対的な測定器としては「お話にならない」のは十分承知していますが、私のようなドシロウトがチョコチョコっとハンダ付けしただけで、「こういうデータ」がマウスのクリックひとつで得られることに驚愕します。
こんなツールを作りました。だれでも思いつくというレベル以下のものです。
CQ-DDSに周波数を設定し、その出力レベルをログアンプで測定するもの。この場合は5MHz~29MHzまでの出力の様子を示しています。X/Yの目盛りがありませんので、「カタチ」しかわかりませんがそれでも「無いよりはマシ」という感じです。ソフトは今後改良を続けますが、まずはセラミックフィルタ(10.7MHz)のグラフを出してみたいです。
CQ-DDS基板には「拡張基板」が用意されていますが「お高い」ので手が出ません。なので、ログアンプとA/Dは自力で組み込みました。
ソフトも全面改訂(?)して、独自プロトコルにしました。TeraTermでの操作はできなくなり、上記の専用ソフト専用になっています。元々のファームにはTeraTermでの動作を実現するためにかなりの量の処理(例えば浮動小数の割り算とか)をPICマイコン側で行っていますが、全部PC側でやるようにしてPICマイコンの負荷を軽減しています。その分、レスポンス速度が向上するわけです。
CQ-DDS基板上のPICマイコン内部のADCは10bitなのですが、ここは「意味不明なコダワリ」を発揮して、MCP3204(12bit)を投入。
「雑誌」に基板とCD-ROMが「付録」として付くようになってからどのぐらいたちますかね。
先月、4200円もする雑誌「トラ技 増刊 [すぐ使える] ディジタル周波数シンセサイザ基板[DDS搭載]」を購入。過去に秋月のDDSキットを使ってSSBの受信機を作ってみたことがあるので、その素晴らしさは個人的には感動しているDDS。
しかし、さすがCQ出版社の雑誌。本文の中に、DDSの長所/短所がしっかり書いてある。この雑誌によって、「何と、そうだったのかッ」と、知見をリフレッシュすることができたのはラッキーだった(要するにそれまでの知見は『誤っていた』ということ)。
PCと、TeraTermと、USBケーブルがあればこの基板で実際に20MHzくらいまでの信号を発生させることができる。うまく作ってあるものだなぁと思った。