お.寒.い.電.子.工.作...

技術もノウハウも知識も情報も人脈もコネもカネも測定器も無いけど、たまーに電子工作に挑戦する「ゆるーい」ブログ。

若かりし頃の---その2

2010-10-31 21:00:36 | 雑談

若かりし頃は、「とにかく、作ってみる」という熱意のみにあふれていた頃で、理屈(理論)抜きで手当たり次第に作ってみては失敗ばかりしていました(笑)

その頃のボツ基板が最近になって発掘されました。「部品取り基板」があったはずだと思って探索したのであります。目標は「トリマ」。

↓これです。↓




おそらく、UHF関係で何かやりたかったんでしょう。しかし、今となってはあまりにも意味不明。これで、どんな成果が得られたのか、当時の私に聞いてみたいです。

ちなみに、各ブロックに鎮座しているのは2SC3358。おそらく、大昔の秋月で購入したものであろうと思われますが、定かではありません。衛星放送の実用化となんらかの関係がありそうな半導体ですが、これまた、定かではありません。

...貫通コンなんて、いったいどこで入手したものか...記憶にございません。今でも、ラジオデパートで調達できますが...


マイブームはVFO その20

2010-10-30 11:13:36 | VFO
130MHzのVCOは、どうしても満足できるものを作ることができず、諦めモードです。 そもそも、「130MHz」にピッタリの水晶が無いから、PLLでそれを作り出そうという発想だったのですが、原点に立ち返り、「水晶+逓倍」でいくことにしました。 手持ち水晶の関係で、最初は20MHz×3×2=120MHzとして試作したのですが、144-120=15+9であり、秋月DDSで15MHzはチョットキツいのではないかと考え、25MHz×5=125MHzとしました。144-125=10+9であり、10MHzなら、秋月DDSで何とかなるのでは、と考えた次第。

作りかけですが、基板はこんな感じです。
 


125MHzにもなると、手持ちオシロの限界により発振器の出力を測定することができないのは残念ですが、気休めにRFプローブ(?)を作って出力の様子を見ているところです。


オシロで波形が見れないことは無いのですが、周波数的に限界を超えているのと、オシロの入力をGNDに落とすボタンをON/OFFすると、出力が激変する不可思議な現象に見舞われ、「この環境で波形ばかり見ていたらハマる」と思い始めた訳です。

しかも、ちゃんとした電力計を持っていないし。

かなり怪しいですが、オシロの波形によれば、負荷として接続した50Ωの抵抗の両端の電圧は3.2Vppなので、14dbm以上はあるだろうと推定し、次に進むことにしようと思います。

若かりし頃の---その1

2010-10-14 20:26:09 | 雑談
昔。

ゴミ」に関する規定が現代とはぜんぜん違うくらいの、昔。

その当時、私は「独身寮」という施設に住んでいたのでありました。

こういう住処(すみか)では、家電ゴミが定期的に排出されるんであります。一般のゴミ捨て場と異なり、「持ち去り」→「めぼしい部品を取り外し」→「元の状態に戻して、元の場所に戻す」ということを、よくやっておりました。その活動は深夜に行うため、同業者(?)以外の方々にはなんら迷惑を掛けていなかったと思っています。

残念なことに、「時間が限られる」「どうしても半導体中心」という事情により、コイル関係が取り出せなかったのは、反省事項であります。

ブラウン管のテレビであれば偏向コイルを取り出せば、それをほぐして自分のコイルの材料になり得たはずだし、それ以外のトランス関係も、マメに取り外せばよかった...と後悔しているんであります。

そんな時代、捨てられていたラジカセから取り出したのが、



であります。

東芝の傘マークが泣かせてくれます。

何十年もの間、眠っていたんですが、「ためしに、データシートを検索」してみたら、出てきたんですね。びっくり。

1992年版の「最新 産業用リニアIC 規格表」にも載っていないのに、出てきた。インターネットおそるべし。


取り出したTA7204Pは、動作するかどうか不明ながら、「いつか、動作チェックしてみたい」と思っています。

マイブームはVFO その19

2010-10-13 22:39:00 | VFO
FRISKケースを利用したシールドケースに入れてみましたが...

ほとんど効果なし。がっかりです。きっと、何かを間違えているのでしょう。私の技術レベル(そんなものは最初から無いか(笑))では、難しいようなので、別の手を考えることにしました。

今までがんばっていたVFOは、VFOではなくVCOであって、要するに130MHzの局発がほしかったわけです。VCOはあきらめて、水晶を使って局発を作ることにしました。



キーボードが不潔ですみません。

ジャンク箱を点検してみたところ、20MHzの水晶が発見されたので、これを使うことにしました。

20MHz×3×2=120MHz

ということにして、120MHzを得て、144MHzと混ぜて24MHzの第一IFに。さらにDDSで15MHz~16MHzを混ぜて、9MHzの第二IFに。

秋月DDSで15MHzはちょっとキツいかもしれません。

ジャンク箱には、20MHzの次は25MHzしか無く、25×5=125MHzということができれば、第一IFは19MHz、DDSでは10MHzを出せばよいので、まだマシのような気もしますが、「5逓倍」というのはあまり聞いた事が無いので、やはり120MHzでいくことにしました。

写真の基板の右端に、120MHz 2.7Vpp(52Ω)が出てきます。高調波も盛大に出てきますので、フィルタでキレイにして金属ケースに収納する予定です。

ところで。

今後、DBMを作るために、ポリウレタン線が必要になると考え、買ってきました。電線で有名な「O」という店は「どうせ高いだろう」と、敬遠。結局、シオヤさんで0.1 や 0.2 の15m巻き(あれれ、20mだったかな)が、ひとつ40円というのを発見。
5個づつ買って、合計400円。

帰りに「O」という店を覗いてみたら、店頭で売ってました、0.2。15m(あれれ、20mだったかな)で300円くらいでした。価格にはきっとそれなりの理由があるのでしょうけども、詳細はわからないので高いとか安いとか言うのは見当違いなのかもしれません。