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ドライヴ

2013-08-01 20:04:04 | ★★★★☆☆☆☆☆☆

監督 ニコラス・ウィンディング・レフン
キャスト ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、ロン・パールマン、オスカー・アイザック、アルバート・ブルックス
2011年  アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス、ロマンス

【あらすじ】
天才的なドライビングテクニックを駆使して、昼は映画のスタントマン、夜は強盗の逃走を手伝う運転手として働く男“ドライバー”。ある日、彼は同じアパートで息子を育てながら暮らすアイリーンと知り合い、次第に心を通わせてゆく。やがて、刑務所に服役していた彼女の夫が帰ってきたことで再び距離を置く2人だったが、“ドライバー”は彼がマフィアから強盗を強要されていることを知り、その計画に協力しようとする。

【感想】
カンヌ映画祭監督賞らしいですけど、何が優れているのかさっぱりわかりませんでした。私にはありきたりのストーリーに激しい暴力描写を加えただけにしか見えませんでした。

大抵の作品は自分の好みとはかけ離れたものであったとしても評価されている部分については理解できるのであるが、本作にはそれすらない。カンヌ映画祭の受賞作品は優れているというよりは癖が強いものが多い気がします。実際、バイオレンスシーンはそれなりにきつい。

主人公の男はスタントマンであるはずが、後半は完全に殺し屋になっていたと思います。この点が一番気に入らなかった。ドライバーに特化してもらった方が個性が出せたと思います。また隣人に好意を抱くのも不自然です。常識的に隣に住んでいる人と少し会話したくらいで恋愛感情を持つことはあり得ないでしょう。そのため主人公が女性のためになぜそこまでしなければいけなかったのかが十分に伝わってこなかった。無口で何を考えているのかわからないようなタイプであるというのはあるにしてもです。

バイオレンス描写は北野武のものと類似しているように感じました。かなり激しいです。個人的にはこのような過激な描写はなくてもいいんじゃないかと思っています。あえて必要性が高くないものを用いて作品を飾ったのでしょう。

やっぱりどう考えても高く評価することはできないですね。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

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