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鉄板ニュース伝説

2010-04-15 00:09:48 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 ジェームズ・クライナー
キャスト スティーヴン・セガール、ジム・ラッシュ、レン・キャリオー、ニック・チンランド
2008年 アメリカ
ジャンル:コメディ

【あらすじ】
米3大ネットワークも真っ青の過激な特ダネを伝える報道ステーション「オニオンニュース」は今日も絶好調! 中東の某国からは「24」もビックリのテロリスト“アルカタイヤ”の訓練映像を入手したり、ブリトニーそっくりのセクシーアイドルのキワどいプロモを流したり、果てはニュース本番中に、スティーブン・セガール主演の最新映画「マル禁パンチャー」の予告篇を流すなど、やりたい放題! そんな中、あの“アルカタイヤ”軍団がTV局をジャックしに来て、ニュースはめちゃくちゃに……!?

【感想】
過激で際どいネタが多く、特に民族差別についてはどん引きさせられるようなブラックジョークではあるが、製作サイドの意図はよく伝わった。万人受けするつもりなど最初から全く持ち合わせていないのだから、観たい人だけ観ればいいそんな映画です。

もう一つの特徴としてはセガールのおやじが自虐的とも言える実に微妙な役を引き受けたということかと。本人役というのは落ち目の俳優であることを自ら認めているようなものである。「その男ヴァン・ダム」の影響を受けたのではなかろうか?ただこのセガールの出演部分についてはあまり笑えなかった。正直、他の人達に負けていたと思う。キャラの濃さならトップクラスだが、笑いには向いていないのかもしれない。むしろ沈黙シリーズにて普通に敵をぶん殴っている方がギャグになってしまうのが情けない。

個人的に一番笑えたのは卑猥な歌詞の歌を熱唱しながらも、とぼけたことしか言わない歌手の存在。あれはPVや歌い方からしてブリトニー・スピアーズのことを指しているのだろうと思われるが、それまで歌詞を意識して聞いたことがなかったので隠された意味の存在については斬新だった。(違っていたらすいません。最近、あまり洋楽も聞かないものなので・・・)

一方でアルカイダに関する偏見はやりすぎ。自分達が常に世界の中心にいて正しい価値観を発していると言わんばかりである。そのため人種差別というものに対して、真剣に向かい合ってしまうタイプの人には不快極まりない映画であると思われる。(-1点)

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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