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レジェンド/光と闇の伝説

2013-07-30 22:18:00 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 リドリー・スコット
キャスト トム・クルーズ、ミア・サラ、ティム・カリー、ダーヴィット・ベネント、ビリー・バーティ、ロバート・ピカード
1985年 アメリカ
ジャンル:SF、アドベンチャー、ファンタジー、ロマンス

【あらすじ】
禁断のユニコーンに触れてしまったために、呪いをかけられ、闇の魔王に連れ去られてしまった王女リリー。森に住む若者、ジャックは森の魔物やこびとたちと共に囚われの姫を救出すべく作戦を練るのだが

【感想】
まさにリドリー・スコットとトム・クルーズにとっての「闇の伝説」。この二人の組み合わせて全く話題になることがない事実からして闇に葬ってほしい過去であることは鑑賞前から察しておりましたが・・・。

これ単品だったらそこまで酷いとは思わないものの、流れとして「エイリアン」や「ブレードランナー」の後でこのようなB級ファンタジー映画を送り出してしまうと必要以上に叩かれることになってしまうのは当然。トム・クルーズにとっても直後に「トップガン」や「ハスラー2」などでヒット作連発ですから光と闇があるとしたら闇の部分に該当する作品だと思います。

最初のセリフが「我は魔王」ですからこの段階で苦笑ものです。「そうですか?」としかいいようがない。それから全体的に王女のキャラにいらいらさせられっぱなしでした。ユニコーンに触るなといってるのに自分から近づいていった結果として事件を起こしたのに張本人が全く反省してないのも不快。ラストシーンでユニコーンが2匹いたのもさっぱり意味がわかりませんでした。もしかして生き返ったのか?シナリオは手抜きだと思います。

そんな中であえて褒められる点を見出すとするならば、若い頃のトム・クルーズが異様なオーラを放っている点。リドリー・スコットによる映像自体は非常に美しい点を挙げておきます。

負の部分をのぞいてみるという意味で価値がある作品。それでもキャメロンにおける「殺人魚フライングキラー」の立場よりははるかにましではあります。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

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