監督 キオニ・ワックスマン
キャスト スティーヴン・セガール、スティーヴ・オースティン、マイケル・パレ
2012年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、アクション
【あらすじ】
民間軍事会社で働く元特殊部隊員のクロスとマニングは、老朽化した刑務所の閉鎖作業を請け負っていた。そこへ2人の女性が収容された直後、連邦保安官を装った武装集団の襲撃を受ける。たちまち中枢を掌握した彼らの目的は、重要情報を握る女性服役囚。さらに、収容されていた凶悪犯たちも解放され、施設が危機的状況に陥る。そんな中、外出していたクロスが帰還し、内部で孤立していたマニングとともに敵に立ち向かうのだが…。
【感想】
セガールが単独でバトルしていない。むしろもう一人のアクションシーンの方が主力になっています。もう年齢的に限界なのでしょう。アクションもカメラの素早い切り替えでごまかしているのがバレバレでこれなら誰でもやれるのではないかと思ってしまう。もう何年も前から同様の状況なので今更文句をいうようなことでもないのは認めます。
監獄が舞台で凶悪な脱獄囚と戦うのかと思いきや、刑務所に侵入してきた相手との戦いになっています。これでは監獄を舞台に設定したのが生かされていません。いつもの沈黙シリーズと変わり映えしない光景でした。指の切断シーンなどかなり残忍なシーンが多く見受けられますが、アクションそのものに自信がないから、このような露骨な演出に頼っている印象を受けました。
2人が主人公の体制になっているもの、体力の衰えから仕方がないとはいえ、わざわざ沈黙シリーズを何十年も見続けている人にとってはなんとも不満が残るのではないかと思います。本当にそんな人いるのかわかりませんけど、映画が作られている以上はいるということなのでしょう。
厳しい言い方かもしれませんが、セガールは体を維持する気がないならもう引退した方がいいと思います。こんな動きではとてもじゃないけど昔のようには楽しめないです。
お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
沈黙の監獄 [Blu-ray] | |
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