監督 ゲイリー・ショア
キャスト ルーク・エヴァンス、サラ・ガドン、ドミニク・クーパー、サマンサ・バークス、チャールズ・ダンス、ポール・ケイ、ロナン・ヴィバート、ザック・マッゴーワン
2014年 アメリカ
ジャンル:アクション、ホラー、ファンタジー
【あらすじ】
1462年。トルコ勢力下にあるトランシルヴァニア国君主ヴラド・ツェペシュは、国民に慕われ、妻と息子とともに幸せに暮らしていた。だがある日、トルコ帝国から「兵士要員として、息子を含む少年たち千人を我が国に渡せ」との通達を受ける。自らも少年の頃に経験した訓練や殺戮を息子たちに行なわせたくないと願うヴラドは、トルコとの対決を決意。迫り来るトルコの大軍に立ち向かうため、古来より存在する悪の力を手に入れる。
【感想】
これだけ画面の中にドラキュラの存在を感じないドラキュラ映画は他にないですね。別に怪物であるならば主人公がドラキュラである必要性を一切感じない。ゾンビとかでも話はつながる。新解釈をテーマにした映画で面白かったのは1割もないですね。
敵の侵略から妻と子供を守るためにドラキュラになることを決意した主人公の葛藤を描く。
ドラキュラになっても息子や妻への愛情を見せる主人公に対して、本当は食ってしまいたいんだろうなと考えると実にシュールであった。
途中に悪魔に魂を売って怪物になったことが味方側にばれて、火をかけられて殺されそうになる場面も、そこまでされてまでも家族を守るという主人公の気概や覚悟が伝わってきませんでした。淡々とストーリーだけが進んでいく感じでした。。
主要キャラの中に死人が出ますが、ラストで形は変則だが復活してしまうのも白けました。戦いも無理やり終わらせた感が非常に強い。
主人公の俳優は風貌はカッコいいですが、演技はかなり微妙。いくつかの作品で主役張ってますけどもう少し上達して欲しい
以上、あまり褒められる点はないですね。中でも登場人物や作品自体にあまり魅力を感じなかった点が痛い。続編を前提にしたような終わり方ですけど、この1作目の出来で続編が作られるようなことがあったら奇跡だと思います。
お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
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