監督 ジョー・コーニッシュ
キャスト ジョディ・ウィッテカー、ジョン・ボヤーガ、アレックス・エスメイル、フランツ・ドラメ、リーオン・ジョーンズ、ニック・フロスト
2011年 イギリス、フランス
ジャンル:SF、アクション
【あらすじ】
南ロンドンの公共団地に暮らす、モーゼス率いる5人の不良少年たち。荒んだ毎日を送る彼らは、毎晩のように集まって騒ぎ、街の住民を困らせていた。ある夜、彼らが通りがかりの女性から金品を奪おうとしていると、突然、空から明るく輝く隕石が落下。そこから飛び出した無数の凶暴なエイリアンの襲撃を受け、街は大混乱に陥る。これまで味わったことのないリアルな恐怖に襲われながらも、少年たちは街を救おうと立ち上がる!
【感想】
エイリアンを倒すのにポップカルチャーを取り入れるというスタイルは斬新ではあるが悪ふざけしているように見えて好きにはなれませんでした。
一番の問題点は敵のフォルムが全く怖くない。これは致命的。形は狼で口だけ水色に光って、全身真っ黒。この姿で人を食っても全然怖くありません。殺された人の痛みを感じません。CGが本格的に普及しだした90年代レベルだったと思います。しかもこの敵がロケット花火で倒せてしまうというのもあまりに弱すぎる。少年たちでなくてもそこらの人たちが束になれば十分倒せるのではないかという疑問が生まれる。地球を救うのが彼らでなければならないという必要性が全くありませんでした。いくらSFとはいえあまりに嘘っぽいのはいけません。
人物描写に関しては悪党が徐々に成長するように描かれているのでそれほど悪くはないが特別優れているというわけでもありません。女をナイフで脅して財布どころか指輪まで奪い取るような人たちがエイリアンを倒したことで英雄扱いされているのは気分的には複雑なものがありました。感情移入はしにくいと思います。しかも脅された女が最後にはこの男に信頼を寄せているというのも現実はそうはいかないでしょう。
エイリアンものの映画としては独自路線を貫いているようには思えましたが、それが魅力につながっていませんでした。
お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
キャスト ジョディ・ウィッテカー、ジョン・ボヤーガ、アレックス・エスメイル、フランツ・ドラメ、リーオン・ジョーンズ、ニック・フロスト
2011年 イギリス、フランス
ジャンル:SF、アクション
【あらすじ】
南ロンドンの公共団地に暮らす、モーゼス率いる5人の不良少年たち。荒んだ毎日を送る彼らは、毎晩のように集まって騒ぎ、街の住民を困らせていた。ある夜、彼らが通りがかりの女性から金品を奪おうとしていると、突然、空から明るく輝く隕石が落下。そこから飛び出した無数の凶暴なエイリアンの襲撃を受け、街は大混乱に陥る。これまで味わったことのないリアルな恐怖に襲われながらも、少年たちは街を救おうと立ち上がる!
【感想】
エイリアンを倒すのにポップカルチャーを取り入れるというスタイルは斬新ではあるが悪ふざけしているように見えて好きにはなれませんでした。
一番の問題点は敵のフォルムが全く怖くない。これは致命的。形は狼で口だけ水色に光って、全身真っ黒。この姿で人を食っても全然怖くありません。殺された人の痛みを感じません。CGが本格的に普及しだした90年代レベルだったと思います。しかもこの敵がロケット花火で倒せてしまうというのもあまりに弱すぎる。少年たちでなくてもそこらの人たちが束になれば十分倒せるのではないかという疑問が生まれる。地球を救うのが彼らでなければならないという必要性が全くありませんでした。いくらSFとはいえあまりに嘘っぽいのはいけません。
人物描写に関しては悪党が徐々に成長するように描かれているのでそれほど悪くはないが特別優れているというわけでもありません。女をナイフで脅して財布どころか指輪まで奪い取るような人たちがエイリアンを倒したことで英雄扱いされているのは気分的には複雑なものがありました。感情移入はしにくいと思います。しかも脅された女が最後にはこの男に信頼を寄せているというのも現実はそうはいかないでしょう。
エイリアンものの映画としては独自路線を貫いているようには思えましたが、それが魅力につながっていませんでした。
お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
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