学校で落ち着けるアイテムとして作った絵本です。
「無印良品」で売っている無地の絵本に
デジカメの写真を印刷して貼り付けた絵本です。
ちょうどこの時期に学校の廊下に置いてある
消火用バケツを毎日、それも数回ひっくり返していました。
安定アイテムとバケツのひっくり返し。
何とかしないといけない。
学校での新しいコミュニケーションツールも必要。
絵本で全てが解決しました。
合成写真です。
バケツをひっくり返したら、印刷はしないよ。
という説明の為にプリンターの写真を入れています。
これを試しに絵本を作る時に印刷をしてみました。
息子は、この写真を一番最初に切って裏表紙に貼りました。
予想外の息子の行動にビックリしました。
バケツをひっくり返す事を意識している事が分かりました。
翌日、学校に持たせてみました。
その日から、なんとバケツをひっくり返さなくなりました。
1年以上もありませんでした。その後も年に1回ぐらい。
今年度の新体制が始まってから数回やった程度です。
それと絵本の効果は廊下で出会う先生に絵本を見てもらう事で関わりの世界も広がりました。
バケツのひっくり返しは、「こだわり」でも「衝動」でも無かった。
成長している中で、言葉の遅れが原因で相手に伝えられないもどかしさ。
成長の過程で出してきた訴えだと思います。
これは給食の時間に牛乳瓶を倒す事が増えた時に作りました。
印刷無しにプラスしてドライブ無しの写真です。
まったく効果がありませんでした。
視覚情報も受け入れてくれないと効果無し。
でもヒットすると素晴らしい。
色々試さないといけませんね。
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