どうして自閉症なの

観察・評価・予測・確認・仮説・見解・根拠

支援学校の「支援」とは

2015-10-23 06:09:20 | 支援学校 高等部
息子、とうとう送迎バスに乗らなくなってしまった。

送迎バスの中に問題があるのか、
学校の中に問題があるのか、
ただ単に阪急バスに乗って学校に行きたいのか、

まったく、理由や原因がわからない。

入学してからこの間、???が多く質問も数多くしてきた。

その中の一つが、送迎バスの添乗員について。


求人広告に、定年後の小遣い稼ぎにどうですか。
というような内容の募集。

バスの中の子供達への支援はどう考えているのか。
と、学校に質問をしてみたが、
送迎についてはバス会社が担当管理をしているので学校は管轄外。

その返事にショックを受けた。

作業所でも送迎車の添乗は難しい。
職員のレベルによってはトラブルも多い。

支援学校の教師は、添乗の経験も体験もない。
また、学校側がバスの中の支援状況をチェックする事もない。

バスの中の様子を知る手立てがない。

支援学校の支援とは。

これが支援のプロ組織としてあるはずの支援学校の実態。

息子は今回も担任には恵まれている。

ただ学校という組織がダメだ。









「はにたん」

2015-09-23 23:05:04 | 福祉作業所
「はにたん」マグネット




「はにたん」と「茨木童子」のコラボ
   ※まだ販売はしていません。




マグネット作りと支援学校の事で忙しい日々が続いていました。

腫れ物にさわるような

2015-09-23 22:20:55 | 支援学校 高等部
こういう関係では問題の解決にはならない。

興奮させないように、興奮した時の為に。

興奮するのを待っているかのような関係。

作業所に色んな職員がいるように支援学校も同じ。

難しいだろうと思う。

「職員によっては」問題が軽減される。

「先生によっては。介助員によっては。」

学校は組織が大きいから複雑なんだと思う。


支援学校の先生、介助員だから障害のプロ。

そんな甘い期待はしていない。

軽減という結果が出せない以上はプロではない。

パニック時の対応には慣れているのかもしれない。

でも息子の興奮を安定させるのは簡単ではない。

息子が支援してくれる人に求めている事。

学校生活に求めている事。

それが理解されない限り興奮は続く。


支援学校としてプロの学校であるのかどうか。

疑問だらけである。

「約束」

2015-07-05 11:48:03 | 支援学校 高等部
先月、給食の支援が「人権侵害」「虐待行為」になるのでは?


これで学校に面談に行きました。


「捨てる」「ひっくり返す」。
これを防ぐ為に「やらせない」という発想で取り組んでいたのだとは思いますが。

息子に給食のお盆(トレイ)を最初から渡さない。って事はしていないでしょうね。
と、冗談半分で連絡帳に書いてみました。
その返事が無かったので、もしかしてと思っていたら。
参観で妻が見てきた様子は連絡帳に書いたそのままでした。


息子の状態も限界に近づいていたので、「面談」をしました。


先生に伝えたのは、

「捨てる」「ひっくり返す」を止めようとしない事。
止めようとすればするほど止めれない。
「捨てる」を認める事から支援を再度開始する。

「捨てる」場所、バケツ等を準備して、「捨てる」事を認める。
認められた事は、興奮のぶつける行為にならないので息子も考え始める。

「捨てない」と約束をするのでなく「ここに捨てる」と約束をする。
これは「捨てる」行為を認めるが「ここに捨てる」という条件を付ける。

この約束は息子にとっては意に反する条件です。
相手が困る事で何かを訴えてたはずなので。
息子は次の手を考え始めるはずです。

ここまでの支援だけでも息子は先生との関係が深くなった事を感じるはずです。


次は、
会話を重視して「脳」を動かす。
「監視」「警戒」だけでは対策も防ぐ事も無理。
息子の脳の動き、感情の動きを知る事から始める。
そして予測が可能になれば防げる、止められる。


この面談では、
アメとムチ。罰。
についてはあえて話をしませんでした。

「罰を与える」 =  「止めれる」

という考え方の支援になりそうなこれまでの学校の実践の内容だったので。

「罰」とは考える時間を与える事なんです。
今の学校の考え方では日課で保障している息子の余暇支援。
休み時間の活動等を罰としてやらせない。
それは「罰」ではなく「虐待」です。
保障した余暇活動は絶対にやらせる。
これは学校や先生の息子への約束なんです。
「考える」「反省する」という事が「罰」なんです。

「約束」は守る為ではなく破る為にある。
世の中、そんなもんでしょう。
障害の世界だけ絶対に守らせるなんていう考え方は。

「約束」は人と人との関係の深さにも影響される。
関係が構築されていない中では「約束」は存在しません。

まずは先生と息子との信頼関係が先です。


支援学校の「支援」って何?

2015-06-16 06:20:11 | 支援学校 高等部
送迎バスの添乗員の求人募集が載っていた。

9月からの勤務。二学期から。


息子がバスの中で誘導の声掛けをしてきた女の子を引っかいた。

その結果でケース会議を開いて対策を立てたと連絡があった。

バスが学校に到着をしたら教師が降ろす。


この間、息子の異常な興奮については連絡帳で伝えてきた。


事故が起きてから初めて動き出す学校。


添乗員の募集でも同じ。

高齢者の簡単なアルバイト、小遣い稼ぎ的な募集コメント。

障害についても、どんな支援が必要なのかも関係なし。


送迎バスの運行についての懇談会。

添乗員は参加しません。と堂々と書いてある学校からの資料。


添乗員の仕事、役割って何なの。


これが支援のプロであるはずの支援学校の実態。