どうして自閉症なの

観察・評価・予測・確認・仮説・見解・根拠

送迎バス

2016-03-22 06:17:25 | 支援学校 高等部
これまで何もなかったかのように、

送迎バスに乗って学校に行っている。


先生達が迎えに来ても乗らなかった。

先生達も迎えを止めてしばらく様子を見てから次の支援を。


色んな支援を受けて、それに抵抗しながら沢山の事を感じて考え、

支援が小休止になった瞬間に自分から送迎バスに乗った。


昨年の9月から始まった送迎バスの拒否。

受け入れられるまでの時間差。

支援・実践の結果は時間差で出される。


「仮説」から「検証」へ

2015-11-23 00:12:35 | 支援学校 高等部
支援学校の送迎バス。


支援学校のバスの中で恐怖を与えられた。

それから支援学校のバスには恐怖心で乗れない。

これを「仮説」「見解」として学校に伝えた。



朝、乗れない。

学校からの帰りは乗る。これに「仮説」「見解」の矛盾が発生。


朝は、民間バスに乗って母親と行ける。

帰りは、怖くても支援学校のバスに乗るしか家に帰る方法がない。

その帰りが怖い。だから行きたい学校まで休むようになった。


一週間前、息子が帰りのバスに切羽詰って先生に救いの手を求めた。

一緒に乗って欲しいと。

先生も息子の様子を見てとっさの判断で同乗。


支援学校のバスには恐怖心で乗れないという「仮説」「見解」。

息子の恐怖心が限界になってやっと実証された。


朝は母親と民間バス、帰りは先生が同乗。

全てが解決されたけども、長すぎた。

息子の中では簡単には終わる事のないこれまでの苦しさ。


これからが本当の実践の始まり。


No21 「監視者」

2015-11-08 05:40:06 | コラム
「冷静」

 辞書では、感情に左右されず、落ち着いていること


興奮している相手と関わる時には、こちらも感情が高ぶってしまう。

そういう時には、頭の中で「支援」という言葉を繰り返して、

自分を冷静にさせる。

決して怒りの感情だけで支援をしてはいけない。


怒鳴ることも、強い口調も、使う単語の言葉も、

相手を安定させる為の演技。

短時間で安定状態にまで戻す。


安定すれば本人が色々考えてくれる。

こちらの話も落ち着いて聞いてくれる。

そして成長をしてくれる。



今は安定しているからそっとしておこう。

こういう考え方の支援者が多い。

そしていきなり興奮する相手に、恫喝や拘束支援。

本当は、放置という虐待行為から始まっているのに、

興奮して暴れる相手を拘束支援。

事故を防ぐ為の緊急対応という形で処理されてしまっている。



安定している時にこそ、会話を増やして関係を深める。


問題が発生してからしか動かない支援者。

支援者が監視者になっている。



会話

2015-11-01 02:30:17 | 支援学校 高等部
やっと送迎バスに乗れるようになった息子。


担任が学校で送迎バスの話を息子に。
二人だけの環境で会話。

家でも乗れない事を認め。
無理しないでいいと。
阪急バスで行きたいと言えばいいと。

担任と家庭の連携。

息子が送迎バスに乗れるようになった。

また少し成長できた息子。

送迎バスの中が怖いという見解で実践。

肝心なバスの中での支援は出来ない。

会話しかない条件で先生が頑張ってくれた。


結局、学校は組織として何も動いてくれなかった。


実践や支援の必要性、それの考え方を説明した。

それでも動こうとはしない支援学校の体質。

これが障害福祉の実情。

作業所の多くがそうであるように。

担任には恵まれている息子

2015-10-25 23:55:17 | 支援学校 高等部
支援学校でもいい先生に恵まれている。

実践が失敗したのではと悩み反省をしてくれている先生。

僕的には成功事例として評価しました。


たしかに息子の状態は悪くなっている。

これは、送迎バスや学校生活からの影響だと思う。

この悪い状態の息子が結果を残したという事。

先生からの朝の電話一本。

たしかに、その日は学校も休んでしまいました。

でも翌日はあんなに嫌がっていた送迎バスに乗って学校に行きました。

息子の担任への気持ち。休んだ日に息子が色々考えた結果。

先生からの願いを受け入れた。

信頼関係が深い。


支援学校という組織。

子供達、保護者の事を真剣に考え、取り組んで欲しい。


支援学校の「支援」とは。
について、一度、学校側と話をしてみたい。