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爺ちゃんの山

2022-06-04 | 自然環境
私の母方の亡きお爺ちゃんの仕事は、製材所の主でした
山々に植林をしていたようですが私が産まれるずいぶん前に亡くなって、
唯一の息子 (母の兄) は戦死してしまい後は娘3人だけ・・姉2人は嫁ぐ。
末娘で跡取りの母は製材所を継ぐことも出来ず土地家屋は切り売りされて、
残った住居は最後に売却されて、もう何も残っていないと思っていました

ところが、ある日、田舎の役場から私に連絡が来ます
「あなたのお母さん名義の山があります。相続手続きして下さい」と・・・
あら~ 亡き母からは、そんな話は聞いてないよ~ と、とまどう
最近は山登りもしてないし、植林してある山とか、私がもらっても困る・・
・・・と、罰あたりな事を考える💦

書類関係の手続きは得意だけど、自分の事となると山の主になる気もない
ただ、こういう案件をほったらかしにするのは,祖父に申し訳ない思いです

重い腰を上げて、昨日、故郷まで車を走らせる3時間弱、こんな遠かった ?
以前の車は乗り心地が良かったけれど、今のマイカーは・・・うーん😢

以前と比べると、道路も整備されて風景は全く違う、方向音痴になりそう・・
別な土地に車を走らせているようで、懐かしさも何も浮かばない
ただ、故郷が近づくと幼馴染や初恋の人が住んでいた場所などを思い出す
皆、今はどこに住んでいるのだろう ? 

役場にたどり着いて、内容の説明を受けて、相続放棄の意思を伝えました
私が山とか相続したら、後々、子供達だって困るでしょう

中途半端に「山の主」になったとしても、樹木の枝打ちも出来ないし
災害など色々な事を考えても、無理だと思う
母はあまり口数の多い人ではなかったけど、少しだけでも私に申し送りとか
してくれたら、頼りない娘でも、それなりに力になれたはず・・と思う
末娘で跡取りと決められると、なかなか大変な事もあったかもしれない

トップ画像は、久しぶりに見つけた、野イチゴ・・・可愛いですね
自然の中を歩くのは好きだけど自然の山を管理するのはどんなに大変だろう 




シロヤギさんへのお返事

2022-06-02 | ひぐらし日記
1ヶ月ほど前に元の職場の同僚にショートメールを送りました
電話しても出ないし、年齢的に体調を壊されたか?
などと心配していたら今になってお返事の電話が入る
電話とメールが来てたのを気づかなかったです、、との事
今はノンビリの毎日なので、そうなのかもしれない(笑)

とりあえず用件を伝えて、後は世間話
穏やかな性格の人と話すのはいいものですね
この人がいる頃の職場は殺気立っていたけど、あれから世間でも職場環境が問われるようになった ?
世の中は、ハラスメントという言葉も出てきて働く人達をある程度は大切にと考えるようになりました・・・当時、私は心の中で苦笑いする

おかげで怒鳴り声などは皆無になっている・・・新人さんはとても楽でしょう
もっと早く世の中の皆が発言してくれたら良かったのにと思います
ひどい時は、厚い本などの物が飛んで来ていた(笑)
私は物は投げられてないけど、権力者のおばちゃん社員がイライラしてて
皆の前で、ヒステリーが新人を直撃したりと、惨憺たる日々(笑)
私もおばちゃん社員に怒鳴られた一人だけど、そろそろ定年でもあったので
「はい、わかりました、私、退職します」と言って辞めました
あの時のおばちゃん社員は、精神的におかしかったのかもしれない
更年期障害・・・・ ?
怒鳴った原因が筋が通らない事を考えると、そうなのでしょう

それなりの事を冷静にお話しして退職した後のスッキリした瞬間は最高でした(笑)

それまで、私だけが会社を守る事に決死の思いで銀行を飛びまわっていた事を
代表者以外は、誰も知らない
そんな鬱々の中、サラリと退職のキッカケを作ってくれてサンキューと思う

私が奮闘したから会社は生きながらえた事が何回かあった事を
誰も知らないけど、自分の誇りとして大切にしておこうと思う

トップ画像は通りすがりの花が種をつけ始めた姿・・・のようです
美しいレースみたいに綺麗でした
いつも穏やかな心でいたいけど、人は年齢を重ねると冷静ではいられなくなる
体力も、考える力も、思いやりや自分の心を整える力も落ちて来る
そんな時に、自分の中ですべてを整理整頓出来たらいいのにね