国家戦略室 (アンダーグラウンド)

日本本来の政治、統治、歴史についての研究

軍戦略が変わってきている。

2013年09月08日 | Weblog

戦略の総論的な部分は変わらないが各論的な部分は随分と変わってきている。それを政府の力で使えるかどうかが勝敗の分かれ目となる。

わが国の最大の欠点は民主主義で、民という字の成り立ちを調べればわかるが、奴隷の目を針でつついて逃げられなくして支配されてきた者達に政治の主権を握らせているから衆愚になってしまうということである。つまりめしいがめしいの手を引くイエスの例えになっている。

 

私自身が賢明というわけではない。考えれば当たり前のことが、一種の洗脳と知的怠惰でわからなくなってしまっている。アメリカはその点実利主義的に動く。道徳観が無いとは言わないが希薄になってきている。日本もそれに追従している。

わが国は君主国である。しかもその君主は神によって立てられていると信じられてきた。それが否定されたのはここ65年である。

今アメリカと戦っているのは神を信じるイスラム教徒である。かれらの行動をみて、狂信的だと思う。しかしながらアメリカ人は狂信的ではないのか。

イラクに核開発があると意図的に情報を捻じ曲げて戦争を始める。。。これは狂気ではないのか。

イギリスがそれに追従する。これは狂気ではないのか。

中東がわにすれば自国の利益のために内政干渉をするアメリカは帝国主義であり、暴力的である。アメリカは帝国ではない。しかし、大統領の権限は帝国の帝の権力と同様である。

われわれが戦略を考えるときに重要なのは、まず、情報、そして小さな力で相手のちからを受け流しながら、巻き込み重心を奪ってこちらがわが主導権を握ることである。

合気道で敵に囲まれたときは、右の敵の力を受け流して、左の攻撃をよける。

つまりアメリカの力をそのまま利用して中国の侵略を防ぐ。そのためには相手を知る情報が必要である。

アメリカは日本を盾にして、また日本を利用してアジアに経済的支配権を確立したい。

日本だけで行なわせない。それはマハティールの構想を潰したことからもよくわかる。

日本にはCIAのスパイが政界の奥深くに巣くっているので、日本の独自外交などほとんど出来ない。

日本は政権がころころ変わり、責任の転嫁がなされる。行政は責任を回避する。

政治と行政とマスコミと経済界。この四つが一体となれば日本は相当強いが、資本主義が理性を民主主義が君主主義を阻んでいる。

民主主義は優れたものではない。

ただ万機公論にて決することは君主主義の下でも行なわれる。

人は短絡的に反射的に民主主義を言い過ぎる。

人権と民主主義これらが権力者の専横を阻んでいるが、新たにあらたな権力者が生まれるだけである。

戦争が軍国主義を生んだのか。軍国主義に誤りがあったのか。

戦争は悲惨である。可能なかぎり避けたい。故にならないよう情報戦、経済戦、法律戦を戦う。

政府は何をすべきか。

 

 

 

 

 


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