国家戦略室 (アンダーグラウンド)

日本本来の政治、統治、歴史についての研究

教育の欠陥を補う方法。

2012年08月09日 | 教育勅語

科学・・子供の科学的なグッヅ付の雑誌を国家的な援助で配布する。われわれの世代はあれがかなり刺激になった。

国語・・歴史・・地理・・修身  これらはある程度まとめて総合的に教える。

 わが国の古事記は神話と歴史と言霊、地理の集積といわれている。こうした書物を作って、統合しないと子供の頭の中のが分裂してしまう。

 たとえば関が原がどこで行われ、どういう背景があったか。その地にはどのような歴史があったか。そのときの大名はどこにいてどういう考えをもっていたか。物語風に、また人間関係を教えるような内容であれば、歴史の中で、実社会に起きるさまざまな人間とだましあい、裏切りと対応などがなんとなく勉強になる。歴史の年号を覚えさえるよりも人間関係学や、軍略など役に立ちことを盛り込んだ教科書を仕上げる。テストはあまりひねった問題を出すよりも要点を覚えているかどうかに特化する。

 しかしこうした書物は多数の執筆人が作るのではなくて、一人の天才的なディレクターによって作ることが必要。

 和気清麻呂の故事を教えて、正義を貫くことの困難を教える。

 現代の教科書は添削のし過ぎで書物の生命が失われていて、単なる知識の羅列ノートになっている。

数学・・・これは具体的な事物に関連して教える。特に子供には具体的なことを頭に焼き付けて、それを数学で解く楽しみを教える。

 


教育勅語

2012年05月26日 | 教育勅語
教育勅語

朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニヲ樹ツルコト深厚ナリ
我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此
レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス爾臣民父母ニ孝ニ
兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ
修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開
キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無
窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス
又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン
斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所
之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々
服膺シテ咸其ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ

明治二十三年十月三十日
  御名御璽

私の思い起こすことには、我が皇室の祖先たちが国を御始めになったのは遙か遠き昔のことで、そこに御築きになった徳は深く厚きものでした。我が臣民は忠と孝の道をもって万民が心を一つにし、世々にわたってその美をなしていきましたが、これこそ我が国体の誉れであり、教育の根本もまたその中にあります。

 あなた方臣民よ、父母に孝行し、兄弟仲良くし、夫婦は調和よく協力しあい、友人は互いに信じ合い、慎み深く行動し、皆に博愛の手を広げ、学問を学び手に職を付け、知能を啓発し徳と才能を磨き上げ、世のため人のため進んで尽くし、いつも憲法を重んじ法律に従い、もし非常事態となったなら、公のため勇敢に仕え、このようにして天下に比類なき皇国の繁栄に尽くしていくべきです。これらは、ただあなた方が我が忠実で良き臣民であるというだけのことではなく、あなた方の祖先の遺(のこ)した良き伝統を反映していくものでもあります。

 このような道は実に、我が皇室の祖先の御遺(のこ)しになった教訓であり、子孫臣民の共に守らねばならないもので、昔も今も変わらず、国内だけでなく外国においても間違いなき道です。私はあなた方臣民と共にこれらを心に銘記し守っていきますし、皆一致してその徳の道を歩んでいくことを希(こいねが)っています。

明治二十三年十月三十日