国家戦略室 (アンダーグラウンド)

日本本来の政治、統治、歴史についての研究

君民一致

2013年09月24日 | 考察

共産主義陣営 資本主義陣営 分かれる。

中国・北朝鮮は共産主義陣営

アメリカ、欧米の多くは資本主義陣営 ロシアもそちらに向かうこととなった。

しかしこれらはいずれも民主主義を建前とする。

独裁者がおり、帝国主義的な行いをしていても、民主主義として建前をみせている。

誰もが奇妙なことと感じている。北朝鮮の指導者は民主主義によってえらばれたことになっている。

多大な権力をもつ帝国主義的なアメリカは選挙で大統領という元首を選ぶことで民主主義という体裁を保っている。

我が国といくつかの少数国だけが君主国としての名残を残している。

共産主義にアンチテーゼとして資本主義者は自由主義をあげる。市場原理主義は自由に競争させて弱肉競争を激化させる。

TPPはその戦略の一つである。

我が国は君主国であり、身土不二の思想から天産自給を国是としていた。

アメリカの自由貿易主義はこれを破壊する天則違反である。

アメリカが本気でこれを仕掛けたとしたら、力の論理で言えば日本の農業は大ダメージを受けるだろうが、もし日本が正しい生き方を貫き、農産物の保護を強く主張して我が国の方針を堅持すれば、アメリカはこれをかみ砕くことはできない。

日本においては政治と信仰と教育と農業は別々のものではない。

これを分離したのは戦後の教育であり、表面的に知識によって破壊しても、血肉に記憶された遺伝子はそう簡単には破壊できない。

我が国は君主国家であり、憲法は暫定的に方便として機能してきた。その方便を作ったのはアメリカであり、今度はその方便をまた変えよと圧力をかけてきている。

しかしこれも時代のしからしむところで、方便でいつまでも国民が正気を保てるわけでもない。

成人式が乱れ、親子関係が破壊され、雇用や高齢者が置き去りにされる。かような国家を我々は誇れるのか

どのような仕組みがよいのか人々は考えて資本主義を考え共産主義を考えた。それは経済の仕組みである。しかしながらその背景には神を無視した、神がなくても統治できる機構による隠された意図があった。

しかしながら、結局はそれは失敗に終わった。共産主義がもはや理想社会という幻想は終わった。

 共産主義のモチーフは原始共産制である。必要に応じた分配である。このモチーフは、神の栄光を託された君主がいてこそ成功する。このことをマルクスは知らなかった。

労働を搾取とのみ理解するのはそのような生活の中で産業社会が発展しつつあったからだ。

我が国では働くことを仕事と呼んで誇りをもって仕事につくという目標があった。

それを破壊したのは確かに資本家であり利益を極限まで追求する経営者であり、また過当競争の中でそうしなければ生き残れなかったからだ。

結果生き残るのはブラック企業という皮肉が生まれた。

資本主義は仕事の価値を金に置くことで貴い仕事を単なる労働に貶めた。かねで労働者を雇い家族の生活を人質にすることで、経営者は資本家は彼らの欲望をみたし、一部の人間が多くの人間を支配する構造を作り出した。人情浮薄となり、正義と道徳は腐敗してゆく。

君主主義はこれとは違う。モチベーションの源を神、徳、生命の源泉、魂に置く。天立君主とは、天によって君主として定められたものである。

そこには未知の力が働く。

ただしそこには民との相関関係がある。君と民とが一体になって心をひとつにするのでなければ力は発揮できない。

民が主か国が主か。

かくのごとき矛盾した憲法があっては国民も政治も混乱する。

憲法の最大の問題は9条ではない。

君主の位置づけである。

君主の発言を国民が知るということ。このことが大切で、それを遮っているのがもろもろの組織である。

スベラギがシロシメス国が日本である。

今できることは、陛下の発言をできるだけ公に、正確に国民に伝え、君民が一致することである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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