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みーちゃんとまーくんの2人言

Mダックス・レオン&みーちゃんとまーくんの日記から、2008.11.27以降、すっかりみーちゃん母の乳ガン日記に移行

3月5日

2011-03-06 06:57:05 | レオン
3月5日


昨夜、就寝時にぐっすり寝ていたから21時のガーゼ交換はせず。

5日1時に交換してもらう。その時の体温36.3度。

朝6時の体温36.8度。

10時半 ガーゼ交換。

この時、少し出血があり、痛み止の座薬をしてモーズ軟膏をすることになった。
酷い痛みを経験して以来のモーズ軟膏。

座薬を入れてもらい30分待つ。

スプレーの皮膚麻酔をかけ、モーズ軟膏を塗る。

出血の所2箇所、それ以外に、母が触ったら痛いと看護師さんに伝えていた所1箇所にも塗る。

やはり、そこが痛くなり7分で洗い流す。

まだブツブツが剥がれ落ちていない、出血があった2箇所は痛くないと言う。



以前、薬剤師さんや緩和の先生方が、壊死したがんが剥がれ落ちて、

赤い皮膚が出ている所は痛いから、モーズ軟膏を付けない方がいいと言っていた。

でも、そういった箇所にモーズ軟膏を乗せた。前回も今回も。

基準は人それぞれだし、基本、看護師さん一人の判断で処置をする。

胸の様子も日々変わるし、担当の看護師さんたちも毎日変わる。

処置の方法も 人それぞれ。

モーズ軟膏を塗る前の皮膚麻酔スプレーのこと。

処置箇所に垂れるくらいたっぷりとかける看護師さん、

周りに付けますね と言って、処置する箇所以外の所にかける看護師さん、

モーズ軟膏と混ぜる看護師さん。



モーズ軟膏を付ける前、処置箇所以外の保護目的に塗る白色ワセリンのこと。

塗らない看護師さん、

土手のように、5ミリくらいの高さで処置箇所の回りを 厳重に囲ってくれる看護師さん、

回りに薄く伸ばす看護師さん。



モーズ軟膏を付ける量のこと。

処置箇所以外にも流れ落ちるほど塗る看護師さん、

ワセリンで作った土手の中にだけ垂らす看護師さん。

とまぁ、看護師さんの数だけ処置の仕方がある。

きっと、毎回私が監視役のようについてるから看護師さん達もやりづらいだろうなあと思って申し訳ないんだけど

処置をして痛がる母の姿を見ていると、娘としては切なくなる。

もう一度、薬剤師さんに相談してみよう。

浸出液も減ってきている今、出血以外の痛い所にする必要があるのか?と。



昨日は突然の発熱。今日はモーズ軟膏の痛み。

母も大変だ。

母も昨日の発熱には首をかしげていた。何だったんだろうねと。

夜の体温も36.3度。本当に昨日の熱は何だったんだろう。

とにかく熱が下がって良かった。

今日は車椅子散歩も出来たし、食欲もあったし 母は元気だった。





10時半(モーズ軟膏)、21時半 ガーゼ交換

16時のガーゼ交換は、あまり汚れていなかったからしなかった。

今日は祖父と叔母が来てくれた。お昼を一緒に食べ、車椅子散歩に行った。

叔母が足浴をしてくれた。

3月4日

2011-03-05 06:41:53 | レオン
3月4日


今朝起きた時は普通な感じで、ベッドサイドに座り朝食をとる。

いつもより少し早めに横になる。

10時。ガーゼ交換。

この時既に、言葉少なめ。

今日は昼間、父が来てくれたので私はお風呂に入るため家に帰った。

家で昼食をとっていると父から電話。母がご飯を食べたがらないと言う。

起きてはいるけど、話すのもだるそうな感じだと。

慌ててお風呂に入り、病院に戻る。

戻ってみると、病室を出たときよりだるそう。

手付かずの昼食が置いてあった。

ヨーグルトやアイスを勧めても食べたくないと言う。

おかしい。

額を触っても熱くない。

腕を触ると熱い。ナースステーションに行って、訳を話し熱を計ってもらう。

13時半。37.9度。

アイスノンを両脇に挟む。

何も欲しがらないので、ポカリだけを飲ませる。

昨夜眠れなかったようで、昼から寝始める。

16時。ガーゼ交換に来てくれた。再び体温を計ると38.1度。サチュレーションは95。

洗浄もモーズ軟膏もせず、ガーゼだけを替える。

16時半。主治医が夕方の回診に来てくれた。

症状を話し、解熱の座薬を入れることになった。

熱が下がって、少しでも食事がとれるといいのだけど。

座薬を入れてからは、体がラクになったのか 深く眠っているようだった。

18時。夕食が来ても起きない。

再び父が来た。それでも寝ている。30分ほどして、父は帰った。

父が帰った後、目を覚ました母。顔がすっきりしているし、体を触っても熱くない。

ご飯を食べるかと聞いたら、食べると言う。

ベッドを少し起こして、食べさせてあげようと思っていたら、

しっかりと起き上がって自分で食べると言う。

ご飯を全部と、おかずを6割食べ、薬を飲んだ。

すぐに横になり、テレビを見ていたのだけど また眠りについた。





10時、16時 ガーゼ交換

21時にガーゼ交換をする予定が、母がぐっすりと寝ていたので 起きた時に替えることにする。

結局、日付が変わって1時、ガーゼ交換をしてもらう。


最近、夜中に看護師さんに何度もオシッコを頼むのが嫌らしく、

尿パッドにして 次のオシッコまで我慢していることが増えた。

そんなことを気にしながら寝ているから、眠りも浅いみたい。

私を毎回起こすのも悪いなあと思うらしい。

カブレも心配だし、オシリが温かくて気持ち悪いくって寝られないことも心配。

3月3日

2011-03-04 07:34:34 | レオン
3月3日


今朝は体温36.6度。サチュレーション96。

一時より落ち着いてきたように思う。



10時15分頃、ガーゼ交換をしていた時に部屋の外から泣き声が聞こえてきた。

女の子の泣き声も。

この病棟には がんの緩和目的で入院している方たちがいるから 決して珍しいことではない。

実際に 泣き顔の方を何度も見た。



でも今日は特別だった。

泣き声が聞こえたり、人がたくさん集まっている病室、それは母の同病友達・Aさんの病室だった。

私は不安になった。

不安を抱え 母の側にいた。お昼前、売店に行こうと思いAさんの部屋の前を通る。

部屋にはAさんの名前がある。人の気配もする。

病棟のホールにはAさんの身内の方だろう、たくさん人がいて、ご飯を食べている。

ホッとする。Aさん、きっともうひと頑張りしてくれたんだ と思った。

昼食を食べ終わる頃、また外が騒がしくなった。

母の食器を下げるため Aさんの病室の前を通る。

Aさんのご主人が、泣き顔の女性に頭を下げ“ありがとうございました”と言っている。

あぁ 逝ってしまったんだ。

病棟のホールからは女の子の泣き声が聞こえてくる。

Aさんは 乳がんの患者会にも積極的に参加していて、その仲間の方たちもたくさん来ていた。



Aさんと母は主治医も同じだし、外来でしばらく彼女を見ないと、

主治医にAさん元気にしてる?と聞いていた。

そしてAさんは、いつも母を励ましてくれていた。

良く通る、大きな明るい声で”もう頑張りたくもないけど、頑張らなきゃね”と。

今年の1月4日、外来で会った時もそうだった。

その元気な声に 母は励まされていた。

“あの人の声を聞いただけで元気になるわ”といつも言っていた。

去年の母の入院の際には、ご自身でしたフラワーアレンジメントを持ってきてくれ、

何度も励ましに来てくれた。

今回は初めて入院時期が同じになり、母が車椅子で3回ほどAさんに会いに行った。

その時は、足がむくんで重くなったし、立てなくなった。

足がブラブラでいうことをきかないと言っていた。

母のリハビリを羨ましいと言い、私もリハビリしたい!家に帰っても車椅子じゃ動けないもん と言っていた。

それでも前向きで、今より悪くならないようにしなきゃね、

娘の小学校の卒業式にも出たいし と言っていた。

その後、Aさんのベッドのカーテンが常に引かれるようになった。部屋の扉が閉められるようになり、

しばらくして個室に移られた。

それから母は会いに行っていない。




今日、私は母には言えなかった。


リハビリの後 いつものようにAさんの部屋の前を通ると、まだ名前があった。

エレベーターを待つ。

エレベーターが開き、中に乗ろうとしたら、病棟の看護師さんが誰も乗っていないベッドを下ろした。

そのエレベーターに乗ると、お線香の臭いが漂っていた。

勝手な思いだけど、Aさんがエレベーターまで会いにきてくれたんだと思った。

車椅子の散歩から戻ると Aさんの部屋は掃除中だった。


夕方来てくれた主治医も なんだか今日は元気がないように見えた。



肝転移や骨転移の痛みが酷かったAさん。今は痛みから解放されていますか?



Aさんのご冥福をお祈りします。




10時、16時、21時 ガーゼ交換

この前モーズ軟膏を使い 酷い痛みを感じた時以来、

右胸~その下辺りが時々痛むようになったと言っている。

3月2日

2011-03-03 06:45:07 | レオン
3月2日


夜はゆっくり寝られたようで スッキリした様子。

今朝は検温の時間に売店に行ってたから、数字は聞いてないんだけど、

母曰く 熱もないし、酸素の数字も高かった と。

今日はヤル気も凄くって、横になっていても足を上げてみたり、筋トレを頑張っていた。

その成果が出たのか、リハビリでは 今週の中で一番軽々と立てていた。

夕方のガーゼ交換。最初に出来ていた右胸の転移の塊が、

洗浄をしてガーゼで水分を取っているときに少し動いた気がした。

看護師さんも、浮いてきてますね って言ってたし、このまま出血なく剥がれてくれるといい。


今日はご飯もしっかりと食べたし、リハビリも上手くいったし

入院してから一番良い状態だったかもしれない。

昨日今日と“今日が一番!”と思っている気がする。

良くなってきているということだろうか?

ただ一つ、夜寝る前に 胸の右側から真ん中辺りが突っ張るような気がする、と言っていた。

皮膚のがんが剥がれていく過程の症状だと思いたい。




11時、16時、21時半 ガーゼ交換

今日はモーズ軟膏を使わなかった。

母の夕食の後、私が家でお風呂に入るときは 父と交代してるんだけど、

母にお茶を飲ませる為に ベッドを少しだけ起こした父。

飲ませた後に ベッドをフラットに戻すのを忘れていて、微妙な角度のままにしていた。

私が病室に戻りベッドを元に戻したんだけど、寝る直前になって、母が背中が痛いと言ってきた。

しかも不安なことに 背骨の辺りがジワジワ痛い と。

母の希望で湿布薬を貼ってもらい寝た。

どうやらベッドの角度が悪かったみたいで、腰の辺りに負担がきていたみたい。

ただでさえ痛みに敏感な時。変な痛みを感じさせるのは止めて欲しいと思ってしまった。

3/3 4時頃に痛みを聞いたら、痛くなくなったと言っていたから一安心。

3月1日

2011-03-02 06:17:23 | レオン
3月1日


昨夜あまり眠れなかったらしく、明け方になって寝始める。ガーゼ交換無し。

朝食は完食。しばらくベッドサイドに座ったまま、足を上げたり下げたり リハビリに励む。

体温36.6度。サチュレーション94。

11時、ガーゼ交換。モーズ軟膏を使う。

30分置くところ、塗って5分もしないうちに痛みが出る。

一枚皮が剥がれた所にも塗ったのだけど、そこが痛くて我慢出来ないと言う。

慌てて看護師さんを呼び、洗い流してもらう。

痛みがおさまってから聞いてみると、今までの人生で、出産に次ぐ痛みだったと言っていた。

何とも例えようがない痛さだった と。

“今日中に痛みがおさまるのかな”と言っていたけど、昼食頃には痛みもひいてきたらしい。

午後からはリハビリ。朝の母なりの筋トレが効いたのか、昨日よりスムーズに立てた。

リハビリの後は車椅子に乗る。

今日は夕方から叔母が来てくれた。

先週よりも この前の土曜日、そして今日の方が表情が良いと言っていた。

少しずつ良くなっていると考えていいのか?


今日は夕食も完食。

20時半にガーゼ交換。





11時(モーズ軟膏・痛みあり)、16時、20時半 ガーゼ交換

利尿剤をやめた結果、あの頻尿はなくなった。

普通より やや多いくらいの回数。

ご飯もゆっくり食べられるし 車椅子に乗ってものんびり出来る。

手もむくんでないね と夕方主治医が言っていたし、ラシックスをこのまま止めても大丈夫なのかな?


今日は特に、モーズ軟膏の痛みが酷く、声も出せずに泣いていたくらいだった。

今後も使わなければいけないのか?きっと母は嫌がるだろう。

キシロカイン(局所麻酔薬)スプレーをもっとつけてくれる看護師さんや

モーズ軟膏にキシロカインを混ぜてくれる看護師さんもいたんだけど、

今日の看護師さんは あまりスプレーしていなかった。

それも原因の一つなのか?

それとも、皮膚が剥がれてきていて、これまでより痛みを感じやすい状態になっているからか?

どちらにしても、モーズ軟膏はしばらく使いたがらないだろう。


昨日言っていた 右胸の下の赤いブツブツは変化なし。

2月28日

2011-03-01 05:56:54 | レオン
2月28日


今朝は6時過ぎにガーゼ交換。

昨夜あまりご飯を食べなかったからお腹がすいていたらしく、朝食は全て食べる。

体温36.9度。サチュレーション95。

10時半のガーゼ交換。それほど酷くはないけど出血があった所にモーズ軟膏を使う。

今日の尿は昼食頃から始まる。夕食前までに かなりの回数を取る。

今日もリハビリがあったのだけど、一回は立て、二回目は何とか…という感じだった。

この後 車椅子に乗ったのだけど、あまりに立てない日が続き、未だ歩けてないから

母はうんざりしている様子。

去年は12/24に入院し3/6に退院した。今年は1/5に入院し、2月が終わろうとしているのに立つことも出来ない。

母には“今年は頭だけじゃなく、胸の突っ張り感が酷かったり、

熱が出たり、上半身だけ大きくなったりして、いろいろあって大変だったから。

去年と比べちゃダメだよ。”と言っているのだけど、さすがに私も 少し不安になってきた。

特に月曜日が立てなくって“土日は立つ練習もしてないからかな”と母に言うんだけど、

この言葉を もう何度も言っている。

いつになったら立てるようになる?どうすれば歩けるようになる?

16時。ちょうど胸のガーゼ交換をするときに薬剤師さんが来てくれた。

ここで母は 最近言ってなかった皮膚転移で気になる所を言ってきた。

最初に出来ていた 右胸の3センチ下のあたり。

見てみると、他の所は一枚皮が剥がれてきているのに、

そこは赤くなり、小指の先ほどの物が プツッと出来ていた。

前からあったといえばあったような気もするし、何とも言えない。

タイケルブが そのデキモノと戦ってくれていると思おう。

今日は夕食も完食。

夜の体温は37.1度。





6時、10時半、16時、20時半 ガーゼ交換

タイケルブの効き目を見るため、明日から利尿剤ラシックスを止めてみる。

2月27日

2011-02-28 06:13:00 | レオン
2月27日


今朝は6時頃、ガーゼ交換。

ガーゼを交換すると また安心するのか、朝食前まで眠ることが多い。

朝食はベッドサイドに座って 外を見ながら食べる。

今日は調子がいいみたいで、2時間ほど座っていた。朝食は完食。

しばらく座った状態でいたから良く息が吸えたのか、ただ調子がいいからか、

サチュレーションは95。熱は36.6度。

10時半 ガーゼ交換。

昼食の時間から 尿の回数が増える。

頻尿でゆっくりも座ってられないから 食べるとすぐに横になる。

15時。車椅子に乗って散歩。

部屋に戻って、今日 叔母が持ってきてくれたロールケーキとさくら餅を食べる。

夕方、ガーゼがそれほど濡れてなかったからガーゼ交換は無しになった。

夕食の時間まで眠る。

オヤツを食べ過ぎたようで、今日の夕食は サラダと漬物、リンゴ一切れしか食べられなかった。

明日からは面会の人たちも来ないだろうから、そんなに珍しいお菓子もないだろう。

食事をきちんととってくれれば嬉しいんだけど。

21時 ガーゼ交換。





6時、10時半、21時 ガーゼ交換

夜のガーゼ交換のとき、少し出血が見られた。

明日はモーズ軟膏を使うと言っていた。

2月26日

2011-02-27 06:36:23 | レオン
2月26日


今朝は5時半頃、ガーゼ交換。

それまであまり寝れていなかったようで、朝食まで2時間ほど寝る。

今朝も主治医が来てくれた。

昨日、皮膚の状態を見た主治医。

“薄い皮が剥けているようになっているけど、あれは決して悪くなってるんじゃなく、

悪いものが剥がれている状態だから。剥がれる時に出血することがあるから心配してたけど、

今のところ大丈夫そうだね”と言ってくれた。


今日の朝食は、あまり母の興味をひくものではなかったので、売店で買ったタマゴサンドを食べた。

全脳照射の副作用で、唾液の量が減った母。

蒲鉾みたいなボソボソした食べ物は飲み込みづらいようで、今は食べない。



母の朝食後、私は病院を抜けてマッサージに行ったり買い物をしたりした。

代わりについていてくれていた兄によると、今日はすごく食べていたらしい。

叔母二人と祖父が病院に来てくれたんだけど、

持ってきてくれたサンドイッチを一切れ、さくらもちを一個、赤飯を少し、

そして昼食を9割食べた母。私が戻ってからも、兄が買ってきてくれていたケーキを1個食べた。

夕食も食べていたし、今日は本当によく食べていた。

今日はサチュレーションも90とか91、熱も36.9度。看護師さん達も安心していた。




5時半、11時、16時、21時 ガーゼ交換

今日は便通無し。尿も普通の回数。


私も久しぶりに一人きりの時間を過ごせ嬉しかった。

病院で過ごす時間が今の私にとっての普通だから、久しぶりに普通じゃない時間が持てた。

兄に感謝。私が病院に戻るまで、母の尿をとってくれていた叔母にも感謝。

2月25日

2011-02-26 05:09:16 | レオン
2月25日


今朝見ると、明らかに腕が細くなっていた。

左手の甲は、骨も血管も出ていた。

昨日の頻尿の甲斐があった。

朝も昼も夜も、ベッドを起こした状態で右手で箸を持って食べる。

出来なかったことが 出来るようになった。

熱は37.1度。今日もサチュレーションが低く、87。

でも爪の色も悪くないし、息苦しくもないみたいだから大丈夫だろうと言われる。

朝のガーゼ交換。

右の脇の下だけではなく、右側の皮が一枚、所々剥けたようになっている。

見ていて生々しく痛々しい。でも、お湯で洗浄しても母は痛くないと言う。

昼前に薬剤師さんが来てくれたので 今の母の状態を話した。

一枚皮が剥がれたような状態なんだけど、母は痛がってないということを伝えると、

我慢しなくていいからね。もし痛みがあるようなら教えて、と言ってくれた。


午後はリハビリの後、車椅子に乗って散歩。

今日の酷い尿意は、16時頃から始まる。

酷い時は5分おきに3回も取った。


午後のガーゼ交換。ちょうど主治医が顔を出してくれたので、今の胸の状態を見てもらった。

皮が剥けた所を見て、こうなるときに、出血することがあるんだ と言っていた。

今のところ、酷い出血はない。




5時半、10時半、16時、21時 ガーゼ交換

浸出液の量が減ってきている。

たくさん尿が出ていることも関係しているのかもしれないねと 看護師さんが言っていた。

今日も尿の回数はすごかったから、むくみと浸出液、明日はどうなっているのだろう?

便秘の薬は飲んでいないけど、午後から一回、今日も緩めの便が出た。

明日も母が快適に過ごせますように。

2月24日

2011-02-25 06:52:43 | レオン
2月24日


今朝は顔色も良く、食事も8割は食べる。

朝5時の体温 36.4度。
9時の体温 36.9度。

昨日あたりから胸の浸出液も減ってきたようで、今朝の5時にはガーゼの濡れ具合を確認しただけで、

ガーゼ交換はしなかった。ガーゼ自体、あまり濡れていなかったから、交換せずに済んだ。

タイケルブの副作用で下痢気味。0時頃、朝の5時頃に緩い便が出る。

今朝から、便を緩くする薬と下剤はやめることになった。

ベッドの背にもたれながらだけど、自分で朝食を食べる。右手を使って。

前日までは、右手でスプーンを持ってみても、腕のムクミで口元までスプーンが届かなかった。

今朝母の腕を見てみると、少しムクミが取れているかなぁとは思っていた。

スプーンが届くくらいになったことは嬉しいことだ。

タイケルブの副作用か、食欲は旺盛ではないけれど、自分で食事をする楽しみができた。

結局、ご飯は昼も夜も自分で食べた。


今日はサチュレーションが低かったようで、看護師さんが いろんな指で計っていた。

息苦しさはないと言っていたから大丈夫みたいだけど、深呼吸をしてね と言われる。

今日は下痢も大変で、リハビリを終えて車椅子に乗っていたときに便意を感じ、慌てて部屋に戻った。

利尿剤の効きも抜群で、昼から夕方までだけでも10回以上取った。


皮膚転移の状態。

見ているこちらの方が痛そうに感じる。

右脇の下なんかは、皮膚の表皮が剥けているような状態。

不思議なことに、本人は痛くないと言う。我慢しているのか?

でももし本当に痛くないのなら、それは幸いなことかもしれない。

痛みがあれば、何もしたくないほどに痛がるだろう。




10時、16時、21時 ガーゼ交換

浸出液の量が減って、出血もなかったからモーズ軟膏は使わなかった。

表皮が剥けている所につけると痛そうだから そこにはモーズ軟膏を使わないことになった。


尿意と便意を省けば、最近の中では一番調子が良さそうだった。

ガーゼ交換のとき、私も介助を手伝うのだけど、体のムクミも少しだけど取れてきたように思う。

でもまだ脇腹~背中を支えていると 私の指の跡が残っているから、

上半身はまだまだむくんでいる。足はむくむことなく、細くなっていくばかり。

大きい林檎を、割り箸2本で支えているような、そんな感じだから 本当にバランスが悪い。

上半身のむくみが無くなってくれるといいのに。

そしたら上手に立てるんじゃないかなと思うのだけれど。