
何で、隣街に出来て、柳川市はでけへんのかな?
筑後市は車のオイルも空のオイル缶も回収出来るのに、何故?柳川市はダメなのか。
しかも、筑後市は柳川市を除く近辺の地域からも回収する。
”ゴミ分別を徹底しましょう”といくら市報やアプリで熱く叫んでも、これじゃ分別も意識もいい加減になる。
ゴミというゴミ全てを回収してこそのクリーンセンターだろう。全くの本末転倒ではある。
車の廃オイルは自治体によっては、”産業廃棄物扱い”になる。しかし、こんな決まりを設けては、不法投棄を加速させるだけだろうに。
そもそも、環境を破壊する不法投棄を防ぐ為に、クリーンセンターがあるのではなかったか?
ド田舎の過疎な環境意識
日頃お世話になってるガソリンスタンドやパーツ専門店がたとえ有料だとしても、キチンと引き取ってくれれば何ら問題はない。
しかし私のド田舎には、そんな気が利いた店が存在する筈がない。つまり、過疎な地域はゴミリサイクルの面でも過疎意識なのだ。
環境やエコやリサイクルと謳う割には、その実態は地方自治体でバラバラである。
レジ袋有料化よりも、こういった産廃系の深刻なゴミ問題を真剣に検討する必要があるし、こういう問題にこそ、共通の認識を持ってほしいもんだ。
私は自分でオイルもオイルフィルタも交換する。というのも、単に安くつくからだ。
パーツショップで交換すれば、オイルとフィルタ込みで5000円程になるし、ディーラーならもっと高く付く。これが近くのディスカウント店なら、メーカーのオイルが1000円程だし、フィルタもネットで探せば安いのは腐る程ある。
今は年に1万キロも走らないから、フィルタ交換は車検に1度だけで済むし、3千キロ毎のオイル交換が1/3で済むのは非常に有り難い。それに上抜き用のポンプを使うので、交換作業もあっという間だ。
ただそれ以上に、カーショップの雰囲気が厭なのだ。派手なカーアクセサリを目にするだけで吐き気がする。
但し、廃油処理は自分で行う必要がある。昔は、中国人業者に缶ごと秘密裏に引き取ってもらい、とても助かってた。しかし今は、そういった業者もいなくなり、廃油と廃油缶は貯まる一方である。
物置小屋があるから極端に困る必要はないが、流石に5リッター缶が20近く貯まると、流石に考える。
過去に、産廃処理専門の業者に見積もりを出してもらった事があったが、最低でも数万はした。200L毎に回収する無料回収業者に相談するもコロナ渦の影響でアウトだ。市に相談しても、答えは勿論NOである。
さあ、どうする?
廃油処理箱で固め、燃えるゴミとして出せる自治体もあるが、柳川市は基本的には対応はしてはいない。
廃油処理が可能な自治体のゴミ焼却システムだが、廃油は重油に再生され、ゴミを燃やす燃料として再利用される。
しかし今や、その重油再生が軽油価格の下落により、廃油のリサイクルが割に合わないらしい。故に、市の言い分も解らなくはない。
でも、良心的な負担費用という前提だが、自治体が有料でもいいから廃油を回収すべきだと思う。少なくとも回収を拒み、堀や河や土壌に不法投棄されるよりかは、ずっとマシだろう。
しかし、今更理屈を言っても始まらない。
そこで私は考えた。廃油パックをまとめて出せば回収できないのは判ってたので、1つずつ燃えるゴミと混ぜて、出すようにした。
2つ纏めても回収してくれた。
ゴミ運搬車はより多くのゴミを詰め込む為に、ゴミをプレスする。故に、廃油が漏れ出さない様に工夫する必要がある。
作業員が廃油をもろに浴び、危険である。事実、そういった事件が市報に載っていた。
但し、廃油処理パックは300円ほどする。20缶近い廃油を処理するには高価過ぎる。そこで、要らなくなった古い布団の綿を利用する事にした。
そこでまず、取り出した綿を10程に等分する。次に、5L用の廃油パックと同サイズのダンボールをスーパーから調達し、3円のレジ袋を2枚重ね、綿を入れ、オイルを染み込ませる。
後は、ガミテープで漏れない様にしっかりと包装し、燃えるゴミとして1箱や2箱ずつ出せば、廃油処理の問題は解決する(多分)。
しかし、空のオイル缶の回収が問題だ。勿論、柳川市は引き取ってくれないし、無料回収できる業者もいない。
”オイル回収”で検索したら、偶然にも筑後市のクリーンセンターがヒットし、オイルとオイル缶は回収できるとある。そこで、近くの金属回収業者を検索すると、過去1度だけお世話になった業者だった。
ダメ元で、”柳川市ではオイル缶を引き取ってくれないので、処分に困ってる”とメールを送ると、すぐに返答が来た。
早い返事はいい返事なのだ。
”空になったオイル缶なら引取れますよ。時間外ならスチール缶のコンテナへどうぞ”という事だった。
まさに、”捨てる神あれば拾う神あり”だ。いや、”捨てるゴミあれば拾うゴミあり”というべきか。
最後に〜思考は何が為にある
これで、空のオイル缶の処分も一気に解決した。お陰で、物置小屋もオイルの匂いで充満する事もなくなった。
何でもそうだが、無理だと決めつける前に、思考を前進させる事の重要性を教えてもらった気がした。
しかし、問題が残ってはいた。オイルフィルターの処分だ。数にして15個ほどだから、場所を取る訳でもないが、やはり匂いがキツいのだ。
ただ、ネットで検索してもオイルフィルターの場合、分解して、ろ紙(燃えるゴミ)と金属部(燃えないゴミ)を分ける必要がある。
今は、パイプカッター(3千円弱)の購入を検討してる所である。
”出来ない”は理由じゃない。
出来ないなら出来る様に工夫するのが、ヒトの思考である。市にはそういう事も考えてほしい気がする。
柳川市の2020年(4月~12月)の燃やすゴミの量は、前年(2019)の同時期に比べ、0.24%(28.8㌧)の増加である。
今年からゴミ袋の価格やクリーンセンターへの搬入手数料が変わり、”10%削減”に向けた取組みが行われたばかりだが、産廃処理と言った基本的問題を解決しない限り、ゴミ削減は???だろうか。
転んださんの街の焼却炉には
廃オイルを燃やす際に出る有害ガスを除去する高度な設備が備わってないんですよ
都市部の焼却炉にはそういった高度で安全なシステムが備わってるんですよ、たぶん
勿論、有毒ガスを除去するには、専用のフィルターや触媒が必要かもですが。それにしてもね・・・
まだまだリサイクル業も割に合わないシステムなんでしょうか。
これだけ科学技術が進んでるのに、リサイクルすらまともに出来ない。悲しい時代ですね。
地球温暖化と口で言うのはバカでもカバでも出来ますが(笑)、それを解決するシステムを作るのはカバじゃ作れないんですよ。
リサイクルは人類存続の為の重要な課題です。割に合わないからという問題ではない。
つまり、リサイクルに対する取り組みというより、リサイクルに対する思考が問題かもですね。
最終の処分方法を教えてくれない市は困りますよねぇ。それはダメですよね。
フィルターはどうしたもんか私にもわかりませんが、オイルならば天ぷらオイルを固めるもの・吸わせるものとか、牛乳パック等に新聞紙を詰め込んで少しずつ燃えるごみで処分でしょうか。
私は玄米を家庭用精米機で精米しているので水分の多いゴミは糠をジップロック等に入れて吸わせて捨てています。
ほんとゴミの処分が難しくなってきましたよね…(*_*)
廃油の空き缶も隣町の業者が引き取ってくれたお陰で、一気に解決です。
後はオイルフィルタですが、Mサイズのパイプカッターを揃える必要がありそうです。
でもリサイクルを考えれば、フイルターの濾紙だけを交換できるシステムにすべきなんですが。メーカーはそこまでは考えない。
そこで思うんですが、リサイクル業は女性がやった方が効果的&効率的だと思うんですね。事実、筑後のリサイクル業者は女性がやってます。
色々と考えれば知恵は出てくる筈なんですが・・・
柳川市はみやま市と共同で新しいごみ焼却炉を建設する予定で、2022に稼働予定らしいです。
建設費などの負担は、両市のゴミ負担の量で決まるらしく、今のままじゃ柳川市が殆どを負担することになるそうです。
新しい焼却炉になれば、廃油も出せるようになるると思います。
どうりでオイルはダメだったんですね。
ただ、柳川市ではプラゴミの袋がどの店でも品切れになるという変な現象が起きてます。4月にならないと入荷できないらしい。
ゴミ問題とは色んな業者の兼ね合いがあるから、一筋縄ではいかないんですかね。
貴重な情報をありがとうです。