象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

ツールあっても憂いあり?〜大工道具DIY編

2023年04月14日 14時30分13秒 | お題

 昨年末の事だが、旧洋間と小屋の修復を捗らせる為に、5つの工具を連続してヤフオクで落とす。
 ドライバードリルに始まり、ジクソ−ノコ、電動丸ノコ、仕上げサンダー、そしてディスクグラインダー。
 ジャンク品に近い中古をターゲットにしたから、多少の不満はあるが、使用した結果からすれば、そこそこの買い物だったと思う。

 殆ど、これといった買い物をしない私だが、感覚的には爆買いに近い。
 前者から1631円(うち送料820円)、1900円(同1000円)、1694円(同1210円)、1491円(同1490円)、1830円(同1030円)で、合計8546円で送料が5550円と、落とした5品全てが送料の方が高い。因みに、送料は65%を占めた。
 コロナ渦やロシア=ウクライナ戦争がなければ、もっと送料は安くなった筈だが、一方で慢性的な不況のせいか、落札額も低くなってはいる。

 勿論、DIY工具を揃えたからとて、腕が上がる筈もないが、必要最低限の工具は必要である。
 つまり、あるとなしでは雲泥の差まではないが、アイデアが閃いた時に道具というツールがあれば、そのアイデアを実現できる確率には雲泥の差がある。
 使用頻度が一番高いのは、最初に買った(トルクの弱い)ドリルドライバだが、これがあるとなしでは天国と地獄の差がある。次に丸ノコとグラインダーが続くが、以上の3つがあれば、大工仕事の半分はこなせるであろうか。いや、そう思わせる程に活躍してくれる。
 お陰で、大工作業には電動ツールが絶対に必要だと思い知らされた。更に、インパクトドライバや変速式のグラインダーがあればもっと捗る筈だが、素人の私には贅沢というものであろうか。

 モノは基本的には買わない主義だし、”モノに一銭の価値すらない”と信じて疑わない私である。が、数学の難題を解くには数学的センスやアイデアの他に、定理や定義が必要なように、日曜大工なDIY作業も体力だけではなくツールが必要である。
 特に、自然災害時の家屋の補強や修復は食料の備蓄や日常生活の備品を買う以上に重要となる。
 つまり、”備えがあってもツールなし”では何もできない。故に、”備えあっても憂いあり”となる。リスク管理やリスクの意識があっても、ツールがなければ、そのリスクにすら対応できない。
 備えあってツールもあれば、リスクは確実に減る。が、絶対ではない。


追記

 その後、タダで貰った電動カンナは音が煩すぎて使えそうにもないし、送料込みで2千円ほどで落とした振動ドリルは(古すぎて)役立たずで終わりそうだ。
 つまり、調子漕いてツールを揃えすぎても無用の長物となりうる。事実、ヨーグルトメーカースクワットマジックも、それにずっと昔に万札を叩いて買った剪定用の電動バリカン2種(共にマキタ)も今やお蔵入りである。



2 コメント

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象が転んだ様へ。 (りくすけ)
2023-04-15 06:28:21
お邪魔します。

おっしゃるとおり、
住環境の整備は大変重要だと思います。
メンテナンスは不断の必要事項。
僕もそう考えております。
とは言え、幸いまだ目立った破損のない我が家。
今記事を拝読して電動工具を物色しようと
思いました。
憂いあるなら備え(ツール)怠るべからず、ですね。

では、また。
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りくすけサン (象が転んだ)
2023-04-15 11:21:46
そういう私もDIY初心者ですが
やってみると結構ハマりますね。
ホームセンターで新品を物色すると、バカ高いのに驚きますが、動作保証が不透明な中古ならかなり安いです。

最初は格安のドライバドリルなんかで小手試しをして、少しずつ広げるのも手ですね。
言われる通り、”憂いあるなら備え(ツール)怠るべからず”ですかね。

コメントいつもありがとうございます。
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