米紙ワシントンポストは13日、ロシアの侵略に抗戦を続けるウクライナ軍の死傷者数が最大約12万人に上る(推定)と報じた。 実戦経験が豊富な兵士の多くが死傷し、ウクライナ軍が計画する大規模な領土奪還作戦に将校らが”悲観的な見方を示した”と伝えた。露側も約20万人が死傷したとされ、兵器不足が指摘されており、戦況こう着が長期化しそうだ。 ウクライナは、(米国で訓練を受け最前線で部 . . . 本文を読む
ウクライナは”兵器の実験場”になっているとしたら・・・ 世界の軍需産業のトップ5に顔を並べる”戦争屋”のアメリカは、ひょっとしたらプーチンの侵攻を望んでいたのだろうか。 因みに、(SIPRIによる2022年末の報告によると)上位100社の総売上高のほぼ1/3を占める上位5社だが、全て米国の企業である。 ロッキード、レイセオン、ボーイング、グラマン、 . . . 本文を読む
プーチンのウクライナ侵攻を最初に目にした時、気の柔い私はゼレンスキーは(キエフを敢えて破棄し)負けたふりをすべきかなとも思った。 もし、そうなってたらロシアは、7年前のクリミア危機に続くおめでたい?”無血開城”となるが、結果はその後のウクライナ軍の徹底抗戦により、ウクライナ側で2900人、ロシア側で9600人の損失を出す壮絶なる大惨事となった。 今回も前回と同じ様に無血開 . . . 本文を読む
アメリカを傲慢にし、プーチンを狂人化させ、更にウクライナを骨抜きにした1994年の”ブタペスト覚書”。 今回のロシア=ウクライナ戦争では、(ドンバス戦争の停止に関する)ミンスク合意(2014)のもつれが尾を引いた結果の悲劇とされている。が、本当の要因は、その20年前に交わされたブタペスト覚書という空約束にあった様に思う。 この覚書を一言で表せば、米露両”大国の . . . 本文を読む
日中戦争とは、”日中”と一言ではとても言い表せない戦争である。 現実は日本対中華民国という単純な構図ではなく、共産党軍vs国民党軍や馬賊、軍閥も割拠し、日本軍も含めて互いに合従連衡して戦闘していた。 「蟻の軍隊」の悲惨さとは、まさにそこにある。勿論、軍や政府が敗戦処理をしくじった事は明らかだ。 昭和20年8月、日本は無条件降伏した。だが、彼らの帰還の道は閉ざされていた。 . . . 本文を読む
プーチンは、ウクライナが強力なロシアの侵攻を屈辱を持って受け入れ、他の国々は大した関与は出来ないだろうとタカを括っていた。しかし、この深刻な誤算により、紛争は長期化し、終りが見えない状況となっている。 アメリカのベトナム戦争や旧ソ連のアフガン侵攻など、誤算が決定的となった過去の戦争はそうした流れでのみ終結した。つまり、誤算を犯した事により国の政治状況が変化し、撤退が唯一の現実的な選択肢となったの . . . 本文を読む
近所の友人が作ったB29のプラモデルに、小学低学年の私は思わず見とれてしまった。 親戚の叔父に作ってもらったの事だが、2発の原爆を落とした難きアメリカ機だが、実に完成度の高い爆撃機だと子供心に思った。 早速、それに対抗するかの様に、私はゼロ戦のプラモデルを作ろうと考えた。 実際そのゼロ戦は、B29などの大型爆撃機を迎撃する為に生産されたが、開発は困難を極め、技術的困難を抱えたまま飛行する羽目にな . . . 本文を読む
ブッシュ元米大統領は18日、テキサス州ダラスの集会で、自らのイラク侵攻(2003)を”野蛮”や”不当”と誤って非難した。直ちに、”イラクとウクライナを言い間違えた”と訂正、聴衆は爆笑した。 集会でブッシュ氏は、ロシアのウクライナ侵攻について、”ロシアにチェック&バランス(抑制と均衡)が存在しない為こうなった&rd . . . 本文を読む
正直、この理不尽な侵攻劇が2ヶ月以上も続くとは、いや狂った”プーチン劇場”をここまで見せ付けられるとは思ってもみなかった。 ”カネはなくとも武器はある”というプーチンの開き直りかもだが、(韓国よりも低い)ロシアのGDPが事実なら、既にウクライナ危機は終わってた筈だし、ウクライナ侵攻もなかったかも知れない。 国連は動かないし動けない。頼みのアメリカも . . . 本文を読む
”プーチンよ、今すぐ地獄に落ちろ” これは、ウクライナのデニス・モナスティルスキー内相の言葉である。 世界中の10人の9人は、同じ事を思ってるだろうか?(多分) 勿論、こうした言葉は当然プーチンの耳にも届いてる筈だ。 しかし、この狂った”プロ殺し屋”は、定規で計った様に、寸分の狂いもなく計画通りに無抵抗な隣人たちを弄ぶが如く殺し続ける。 停戦を匂わ . . . 本文を読む