NHKBSで「阿修羅のごとく」という番組が放送されていた。 向田邦子さんの脚本で、1979年に放送されたホームドラマである。 パッと見はこれといった興味も印象もなかったが、音楽がとても絶妙で、思わず見入ってしまう。 それに、70歳の浮気爺を演じる佐分利信の存在は圧巻で、彼と彼を取り巻く4女の物語は”阿修羅”の如く深く暗い闇に埋没していく。 そんな中、4女の風吹ジュンさんの . . . 本文を読む
夢の舞台は、某国立大学のキャンパス内の売店であった。 私は映画の前売り券を買う為に、5階建ての生協ビルの屋上にあるチケット売り場へと向かう。しかし、私が見たい映画のチケットは既に売り切れてて、仕方なくそのまま引き返す。 階段を降りるのが面倒くさくなり、少し草臥れた怪しいエレベーターだったが、何の警戒もなく乗り込んだ。 ”キュルキュル”と変な音を立てて、エレベーターは降り始 . . . 本文を読む
”やってられねーよ” ”でも、少なくとも半分は本当だろ?” 目の前にいる優男は何も喋ろうとはしなかった。 その男とは、なんと読売ジャイアンツの坂本本人だった。 もちろん、夢の中でのことである。 夢の中では、私は彼の旧友という事になっていた。 男は数々のスキャンダルから雲隠れするようにして、私が住む九州の田舎を訪れていた。 ”久しぶりに、 . . . 本文を読む
2ヶ月ほど前に見た夢だが、非常に印象的だったので、しっかりと記憶に残る様にと書き留めておいた。 というのも、夢で見た(ドネツクとルハンスク両州を含む)ドンバス地域の一部をウクライナ軍が、(一方的に併合した)ロシア軍から奪還しつつあると言うではないか。 正直、この地域をロシア軍から奪い取る事は不可能だと思っていた。それだけ、数ヶ月前まではロシア軍に、いやプーチンに勢いがあったからだ。ドンバスの悪夢 . . . 本文を読む
私は某映画祭の授賞式に、ある脚本家の助手として招待されていた。いや、本当はそうなる筈だった。 勿論、夢の中での話である。 実は、その(友人でもある)脚本家だが、21世紀を代表する超大作と評されつつあった映画がクランクインする直前に、彼の脚本が盗作である事が判明し、ドタキャンとなっていた。 スポンサーからも多額の支援を受け、(ここぞとばかり意気込んでた)製作者側もスタッフやキャストらも、このまま引 . . . 本文を読む
この夢物語はずっと前に書いたもので、それまでしばらくは、夢という夢を見なかったように思う。 3度目に接種したモデルナ製ワクチンのせいか、(変なメモリ?を投与されて)夢を見ない脳みそになったんだろうか? 以来、微妙だが体の調子がズレてるようにも思える。 夢の舞台は、ある試験場だった。 結構広い部屋で、市民会館の大ホールほどの大きさだったろうか。しかし、問題自体は高校の世界史(いや地理か)のレベルで . . . 本文を読む
夢の舞台は、ある片田舎の電車駅のホームだった。まるで、旧国鉄時代を彷彿させるような典型の田舎駅である。 砂利で出来た時代遅れのホームには、殆どが地元の中学生たちで溢れかえっていた。というのも、朝と夕方の2本しかダイヤがないのだ。 私はある女性を待っていた。しかしその女はなかなか姿を見せない。 そのうち僅かニ両編成の列車がホームに入ってきた。ギリギリまで待っていたが、女は現れなかった。仕方なく私は . . . 本文を読む
夢の中で、私はある大学のキャンバスにいた。 友人が生協の食堂でメシを食いに行こうというので、”たまには豪勢な所で羽根を伸ばそうや”と逆に誘った。 友人は”そんなお金がどこにある?”と怪訝な顔をする。 私には、実はアテがあったのだ。 ”大丈夫!ホテルを所有する知り合いがいて、そこでタダで食わせてくれる” 友人は更に不可解になる . . . 本文を読む
夢分析といえば、フロイトが有名ですが、”ペルソナの仮面”で有名なユングもまた、夢を重要視していた。 フロイトは、夢に表れるものをことごとく”性的なもの”に関連づけた。事実、私の夢も半分は性的な類のようにも思えなくはない。 しかしユングは、フロイトの夢分析には疑問を抱いていた。ユングは、夢を単に性的なものに帰するでなく、より多角的な角度から分析した。 . . . 本文を読む
トランプが夢に出てきたのは、これで計4度目だが、タイミング的に見ても非常事態な時に登場する。 最初は、トランプ大統領が女性スキャンダルで窮地に追い込まれた時(その27)、2度目はソレイマニ氏暗殺とウクライナ機撃墜疑惑で、アメリカとイランに大きな緊張が走った時(その31)、3度目は再選を目指す中、コロナ感染で入院し、トランプ政権最大の危機の時(その48)。 この夢を見た後、不思議と気分が微妙になっ . . . 本文を読む