東北の旅 被災地に祈りを・・・

東北の友人のＫさんの案内で、１年ぶりに名取市の閖上（ゆりあげ）町の被災地を訪れました。

１年ぶりですが、なにも変わっていません・・・

道路に散乱していたガレキや船舶は片付けられたいましたが・・・それ以外は・・・

前回とおなじように仏像がポツンと津波の犠牲になった人々の霊をなぐさめるようにたたずんでいます。

水門のまわりもなにも手つかずです・・・

ただ、津波到達高さのラインが表示されていました。

海に目をやるといまにも大津波になりそうな錯覚を覚えます・・・　

自分が訪れた前日に震度４の地震がありました・・　ちょっとこわかったです。

海岸沿いは工事がすすめられて堤防のかたちだけはできてきています。

でもまだまだ・・・　あと何年かかることやら・・

それから東北の友人のＫさんに日和山という神社がたっていた丘に案内してもらいました。

ここは震災後は絶えず人が訪れて犠牲になった方々の冥福を祈り手をあわせている場所とのことです。

震災前の写真がありました。

震災直後の写真も・・・　衝撃です・・

丘の上にのぼりました。といっても５ｍくらいの丘ですが・・・

ここで手をあわせました。もうこんな悲劇がおこらないことを祈りながら・・・

下には丘の上にあった神社の柱石がころがっていました・・

Ｋさんの息子さんのいっぺいくんもなにやら思うところがあったでしょうね～

車まで一歩一歩、命のありがたさをかみしめながら歩いているように感じます。

道路照明灯が津波で折れたままの写真です。津波の衝撃がすごいってことがわかると思います。

壊滅状態の閖上（ゆりあげ）町ですが、地面の高さを２ｍ以上かさ上げする計画があるそうです。

それでも前のにぎやかな港町へもどるのに長い年月がかかるらしい

なにか自分のできることはないか？いろいろ考えました・・

とりあえずは１年に１回はここを訪れたいと思いました。

そして、ブログに記録として残そうと思っています。

犠牲になった方々の分まで長生きしなければ・・・・