11月30日10時2分配信 琉球新報
トウガンの乾燥粉末を1カ月間摂取した18人のうち13人が体重が減少した―などのモニター実験の結果を県産トウガンを使った健康食品の研究に取り組む桜物産(那覇市、中島千鶴子社長)が発表した。モニター実験には医療法人和楽会が協力した。
同社の研究は2007年度の沖縄イノベーション創出事業に採択されている。1000万円の助成を受け琉球大学農学部、医療法人和楽会とともにトウガンを使った肥満予防・解消食品の研究を進めている。
モニター実験は07年7月に40―50代の男女を対象に実施。対象者は1カ月間、食事制限や運動なしの条件で1日9グラムのトウガンの乾燥粉末を2回、水と一緒に摂取した。
実験の結果、18人の腹囲が平均で2・1センチ減少し、最高で10・5センチ減少した人もいた。13人は体重が0・1キロから2・1キロ減少。中性脂肪値が1633から475に減少した人もいたという。
中島氏は「トウガンに含まれる利尿作用のあるカリウムなどが新陳代謝を促進しているのではないか」と推測。今後はさらなる成分分析を進め09年の商品化を目指す。
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