~ 風の伝説 ~

プライベートの趣味ブログです♪
ランダムですが、いろいろ書き込んでいきますので良ければご覧下さいな(^^v

心は鏡のように...

2007-03-24 | Words & Story
仏教では、人の本来の心を「自性清浄心」と呼んでいます。心は本来、清浄であるということです。また、鏡のように私心なく、ありのままを映すので「大円鏡智」とも呼ばれています。

お釈迦様は、人の心を水面(水鏡)に譬えて、次のように説かれています。

水鏡の譬え
「比丘(弟子)たちよ、もしここに水の入った壷があったとして、水面が風で波立っていたとしたら、この水はものを正しく映すことが出来るであろうか? またもし、この壷が火にかけられて煮え立っていたとしたならば、この水はものを正しく映すことが出来るであろうか? さらにまた、この壷の水が長く放置されて、腐り、水ごけに覆われていたとしたならばどうであろうか?」
「比丘たちよ、もちろんこれらの水は、ものをありのままに映すことは出来ない。それと同じく、もし我々の心がむさぼりで波立ち、いかりで煮え立ち、愚痴で腐っていたならば、我々は正しくものを見ることが出来るであろうか? 比丘たちよ、もちろんそれは不可能なことである。」

本当に清浄な心、持ちたいですよネ(^^v

煩悩“3毒”...

2007-03-24 | Words & Story
煩悩とは俗に108あると言われており、年の終わりに除夜の鐘を108回衝くのは108の煩悩を滅する為とも言われてる。
煩悩とは、小は3に始まり、通俗的には108、大は(約)84,000。煩悩の根本に“三毒”と言われるものがあるそうです。

貪欲(とんよく)・瞋恚(しんに・しんい)・愚痴(ぐち)のいわゆる「三毒」が煩悩の根源であり、とくにその中の「愚痴」、すなわち物事の正しい道理を知らないこと、十二因縁の無明(むみよう)が、最も根本的なもの。

ちなみに広辞苑で引いてみると“おろか”って書いています。皆さんも一度検索されてみては?

貪(とん)は貪欲(とんよく)ともいい、はてしなくむさぼり求める心。瞋(しん)は瞋恚(しんに)ともいい、怒りの心。癡(痴・ち)は愚癡(ぐち)ともいい真理に対する無知を指す。

だから、いつまでも怒って愚痴ばかり言ってる事は、とても見るに堪え難い事なのですよネ。

参考までに!