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~ 風の伝説 ~

プライベートの趣味ブログです♪
ランダムですが、いろいろ書き込んでいきますので良ければご覧下さいな(^^v

麻雀放浪記

2006-05-07 | Memory of JAC
麻雀放浪記(東映84年10月10日公開)カラー109分

監督: 和田誠
製作: 角川春樹
プロデューサー: 三堀篤
原作: 阿佐田哲也(色川武大)
脚本: 澤井信一郎 和田誠
撮影: 安藤庄平
音楽プロデューサー: 高桑忠男 石川光
美術: 中村州志
編集: 西東清明
録音: 宗方弘好

出演: 真田広之 大竹しのぶ 加賀まりこ 内藤陳 吉田良全

あらすじ
敗戦直後の上野。哲は終戦後も学校へは戻らずブラブラしていたが、ある日、勤労動員の工場で働いていた時にバクチを教えてくれた上州虎と偶然会った。そして、虎に連れられてチンチロに足を踏み入れる。なけなしの金しかない哲は、プロのバクチ打ちであるドサ健の張りにノッた。ドサ健のおかげで相当な勝金を得ることができた哲だか、その大半をコーチ料としてドサ健にとられてしまった。そんなドサ健に哲は、強烈な対抗心と同時に奇妙な友情を抱く。数日後、二人はアメリカ兵相手の秘密カジノ「オックス・クラブ」へ乗り込んだ。しかし、ドサ健は勝つだけ勝つと、哲が金を持っていないのを承知で帰ってしまい、哲は負け金が払えずアメリカ兵に打ちのめされてしまう。そんな哲を介抱してくれたのは、カジノのママだった。その夜、哲はママに抱かれ、初めて女を知った。翌日からママのもとで本格的な麻雀修業が始まった。それにつれてママへの思慕も深くなっていった。ある日、哲は魔術師的なプロに出会う。出目徳といって、虎のボス的存在だった。この徳から哲は“二の二の天和"というコンビ技を仕込まれ、いよいよドサ健と対決することになる。その頃ドサ健は、情婦のまゆみの家を雀荘にして大層な羽振りだった。哲と出目徳、そしてドサ健一派との対決は、哲たちの圧勝に終わった。ドサ健は持ち金全部では足りず、まゆみの家の権利書まで手離すほどだった。ドサ健は再度の対決を期すが、タネ銭がないので、まゆみを吉原に売ることにする。ここで一肌脱いだのがゼゲンの達。彼は、先刻の勝負に立ち会っており、ドサ健たちのプロ魂に惚れていたのだ。達のおかげでまゆみは女郎にならずにすんだ。一方、「オックス・クラブ」のママが人知れずいなくなった。男に頼ることなく一人で生きるママ、裏切られてもなお一人の男を思い続けるまゆみ。この二人の愛を通して、哲は少年から大人に成長した。再び対決の日が来た。哲、ドサ健、達、そして出目徳、哲は一匹狼のギャンブラーとして互角に渡り合う。二昼夜、勝負が続く。突然、出目徳が倒れた。“九連宝塔"という大きな手に、ヤクで弱っていた心臓が耐えられなかったのだ。三人は、出自徳の死体を彼の家まで運んで行き、帰りに上州虎をひろって、再び勝負を続けるべく、家に戻っていくのだった。





■麻雀放浪記■
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彩り河

2006-05-06 | Memory of JAC
彩り河(松竹 84年4月14日公開)カラー 125分

監督: 三村晴彦
製作: 野村芳太郎 升本喜年
原作: 松本清張
脚本: 野村芳太郎 三村晴彦 仲倉重郎 加藤泰
撮影: 花田三史
音楽: 鏑木創
美術: 横山豊
編集: 鶴田益一
録音: 田中進 松本隆司
スチール: 赤井博且
出演: 真田広之 名取裕子 平幹二朗 米倉斉加年 夏木勲

あらすじ
首都高速道路料金所職員の井川正治郎は、かつて東洋商産の取締役であったが、同期の高柳秀夫との派閥争いに敗れ退職した。井川は霞ケ関料金所で、東洋商産時代の愛人山口和子を見かける。和子は、いまは銀座のクラブ・ムアンのママで、高柳を助手席に乗せていた。和子と高柳が帰宅すると下田忠雄という男が待っていた。下田は、実は昭明相互銀行社長で、和子は彼の愛人であった。下田は、「人類信愛」をモットーとする博愛主義者でとおっているが、その陰には、寿永開発という名のトンネル会社が存在し、社長の立石恭輔をあやつっていて、またその地位から政界の中枢との太いパイプも持っていた。井川はムアンを訪れるが、和子に冷たくあしらわれる。それを観ていた業界紙の記者山越貞一は、井川に声をかけ、和子のパトロンは高柳でないと告げる。山越は、業績の悪化を噂される東洋商産に深い探りを入れていた。下田の豪邸が放火された。犯人として、付近にたむろしていた、夜の銀座で車の誘導係をする通称ジョーこと田中譲二が連行されたが、放火が突然失火に変わり釈放された。犯人は和子であった。彼女は映画館でなにものかの手によって殺された。ある夜、ジョーは休業中のムアンから流れてくる「佐渡おけさ」のメロディーに惹かれて中に入り、和服姿の女性増田ふみ子と知り合った。彼女は、新潟からやってきた新しく名を替えたムアンのママだった。ある夜、下田とふみ子の情事の最中、黒装束の男が忍び込み下田を襲った。男がジョーと気づいたふみ子は逃がしてやる。甲府の山林原野の中で、高柳の首吊り死体が見つかった。井川が自分宛の高柳の遺書を持って山越を訪ねた。それには和子の死の原因などが書かれてあり、井川は記事にしてくれと頼む。欲に目がくらんだ山越は、遺書をもとに下田をゆすり殺された。ふみ子と結ばれた夜、ジョーは自分の過去を話す。彼の父親は下田に、会社の公金横領の濡れ衣を着せられ自殺した。その後、母親も無理がたたって病死したのだった。知り合ったジョーと井川は、復讐を誓い、ふみ子の手を借りて昭明相互銀行の祝賀パーティのさ中、秘密の催し物と称して関係者を集め裏ビデオを見せる。井川を刺したジョーは一人で復讐を遂げた。そして、新潟の海にふみ子とジョーの姿があった。



■彩り河(予告編)■
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里見八犬伝

2006-05-05 | Memory of JAC
里見八犬伝(東映83年12月10日公開)136分

監督: 深作欣二 
製作: 角川春樹
原作: 鎌田敏夫
脚本: 鎌田敏夫 深作欣二 
撮影: 仙元誠三
特撮監督: 矢島信男
音楽: NOBODY
 
出演: 薬師丸ひろ子 真田広之 千葉真一 寺田農 志穂美悦子 京本政樹 大葉健二 苅谷俊介 目黒祐樹 夏木マリ 萩原流行 ヨネヤマママコ 岡田奈々
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あらすじ
館山城主・里見成義の一人娘・静姫は叔父のもとへと逃避行を続けていた。突如、黒装束の騎馬侍達が前ぶれもなく城に攻め入り、成義以下を皆殺しにしたのだった。城を奪った男・蟇田素藤は、かつて成義の父・義実が征伐した蟇田定包の子であり、その時死んだ筈の素藤と彼の母・毒婦玉梓は悪霊“御霊様"に仕えることによって、不死身の身体をもつ妖怪となって蘇ってきたのである。そして静姫の生き血を“御霊様"に捧げるべく、彼女の行方を血まなこになって探していた。静姫は炭焼小屋で親兵衛という若者と出会う。彼に追われた静姫は巡礼姿の二人連れに助けられた。二人は犬山道節、犬村大角と名乗り、一巻の絵巻物を差し出した。それには、約百年前に里見義実が蟇田一族を滅したいきさつ、そして玉梓の呪いからか、義実の息女・伏姫が飼犬・八房に授けられ、懐妊した伏姫の胎内より白気と共に、仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌の各字を刻んだ霊玉が八方に飛散したことなどが記されていた。道節と大角はそれぞれの霊玉を静姫に見せ「一刻も早く霊玉を持つ他の六人を探し出し、静姫を奉じ素藤らと戦わねばならない」と説く。最初はそんな話を信じなかった静姫だが、一人、また一人と犬士が集まってくるうち、犬士達と共に戦うことを決意した。なおも残る犬士を探す旅が続くなか、突然、けもの罠にかかり静姫がさらわれた。犯人は静姫を城に連れてきた者は侍にしてやる、という素藤のおふれに野望を燃やす親兵衛だった。彼は静姫を素藤のもとへ連れていこうとするが、素藤の支配下となった安房国の荒廃と黒騎馬侍の人を人とも思わぬ殺戮を見て心の中に変化が起き始めた。そして、黒騎馬侍達に静姫が発見された時、親兵衛は彼女をかばい、二人は鐘乳洞に逃げ込んだ。そこには、新たに同志を加えた道節らがいた。親兵衛の心の善を信じはじめた静姫だったが、二人はここで別れなければならなかった。犬士達に放りだされた親兵衛は黒騎馬達に捕まり城に連れさられる。彼はそこで、腕にある赤いアザから玉梓の子の転生であるということを知らされた。そして“御霊様"に仕える司祭・幻人によって悪の化身とされてしまう。その時、素藤配下の侍大将・現八に変化が起きる。彼は仲間を倒し、気を失っている親兵衛を連れて城を脱出した。懐にはいつしか光る霊玉がありそれに導かれるように静姫のいる洞に着いた現八は、七人目の犬士として迎えられる。その時、親兵衛が目を覚まし、いきなり静姫に襲いかかった。姫を守ろうとする犬士達に「刀を引きなさい」と、静姫が命じた。静姫は心で親兵衛に対峙しようとしたのだ。その瞬間、白い閃光が親兵衛を一撃し、彼の身体は静姫の前に崩れ落ちた。新兵衛が再び眼を覚すと腕のアザが消えており、二人の間には光り輝く霊玉があった。喜びに満ちあふれる二人は愛し合う。が、突如、大蛇があらわれ、静姫を巻き玉梓の笑い声を残して消え去った。集結した八犬士のもとに伏姫の「この矢を“御霊様"に向って静姫に引かせなさい」という声が響いた。そして彼らは姫を救い出し“悪"を滅すために館山城に向った。一人、一人合い討ちながらも素藤一味を倒していく犬士達。だが、素藤、玉梓、静姫のいる大広間にたどりついたのは、親兵衛と道節のみだった。道節は自ら追手の盾となり、親兵衛は静姫のもとへ飛んだ。そして縛めをとかれた静姫は“御霊様"に向って矢を放った。玉梓らはミイラと化し、城は崩れ落ちた。親兵衛は静姫を叔父の城へと送り届け、二人に別れの時がきた。親兵衛は静姫を想いながら七犬士達の墓を祭っていると馬に乗った静姫がやってきた。





■里見八犬伝(予告編)■
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伊賀野カバ丸

2006-05-03 | Memory of JAC
伊賀野カバ丸(東映83年8月6日公開)カラー 96分

監督: 鈴木則文
企画: 千葉真一
原作: 亜月裕
脚本: 鈴木則文 志村正浩 長崎行男
撮影: 北坂清
音楽: 羽田健太郎
 
出演: 真田広之 高木淳也 大葉健二 千葉真一 黒崎輝 武田久美子 志穂美悦子 朝丘雪路 森永奈緒美 野際陽子 春田純一

あらすじ
人里離れた伊賀の山中、カバ丸は祖父の才蔵に一人前の忍者になるよう鍛えられた。ある日、ひょんなことから才蔵が亡くなり、彼の遺言でカバ丸は、東京の名門校金玉学院の理事長、大久保蘭を訪ねる。蘭はかつて才蔵の恋人で、いまだに思いを断ち切れないでいた。カバ丸は、大久保家から金玉学院に通うことになり、大食、野蛮、不潔の三拍子揃った彼に大久保家は大騒ぎ。番長の白川をやっつけたカバ丸は、ある日生徒会長、目白沈寝に呼び出される。彼は、外見は優等生、裏にまわると鞭の名人で女子学生の憧れの的であり、蘭の孫娘、麻衣もその一人だった。沈寝からライバル王玉学園打倒に協力してくれと頼まれたカバ丸は、好物焼ソバと交換条件で承諾する。王玉学園との剣道大会の日、遅れてきたカバ丸と戦った相手は、伊賀の里で一緒に技を競った霧野疾風で、彼は才蔵の厳しさに逃げだしたのだった。ある日、金玉学院は、体力強化合宿を企画、蘭に連れられ、着いた場所は、伊賀の里。そこで食料が盗まれる事件が起きる。犯人は才蔵で、それを知った蘭はある夜、才蔵に会い、彼がカバ丸の成長のために死んだことにし、東京に行かせたことを聞く。合宿を終えた学生たちは、王玉学園との勝負のため京都へ。そこで、麻衣に想いをよせる王玉学園理事長の息子前島秀のボディガード帆立暴力団黒卍組の一行は、「坊ちゃまのため」と麻衣を誘拐する。急いで追うカバ丸、いつしか彼らは、京都太泰映画村に紛れ込み、沈寝、疾風も一緒になって麻衣を救出した。そして王玉と金玉の勝負の決着として双方の代表者の近代五種競技で競うことになった。カバ丸と疾風の勝負が始まった。互角の戦いの末、勝配はカバ丸にあがった。そこに死んだはずの才蔵が現われ、カバ丸と疾風に伊賀に帰って修業のしなおしを告げる。



 

■伊賀野カバ丸(予告編)■
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