昨日はこの展覧会へ行ってきました。
江戸の浮世絵師歌川国芳を主軸にした猫を擬人化した浮世絵展です。
会場はそんなに満員じゃなかったんですが、あっちもこっちもおばちゃんだらけ。以前、ここでバットマンとスーパーマンの展示会があったときはおじちゃんばっかりだったのにね。
これ会場の壁に貼ってあった。ちょっとかっこいいね
ナマズ猫
流行猫の曲鞠
当時は曲鞠の見世物ってのがあったそうで(マリを使った大道芸みたいなものかな)歌川国丸という人が演じた鞠芸を猫にした作品。
「風俗三十二相うるささう」
芳年の「〇〇そう」シリーズ第一弾
国芳の弟子、月岡芳年の作品。
このお嬢さん、飼い猫に恋の悩みを打ち明けてるんだって。
猫としちゃ、どーでもいい話。うるさいなぁって思ってんだけど、ま、しゃーない、聞いてやるか、という絵だそうです。
こういう格好って猫飼ってると絶対やるよね。今も昔も猫好きのすることはおんなじね。
ポンちゃんにスリスリしようと思ったらなんか迷惑そうな顔されたよ😆
余談ですが、わたし、浮世絵には興味なかったんですが、数十年前サンフランシスコにいったとき、初めて月岡芳年の浮世絵展を見に行き、芳年のファンになりました。
同じ会場で手塚治虫の原画展もやっていて、「え?なんで浮世絵と一緒に展示するの?」って思ったんですが、手塚治虫は芳年の浮世絵にすごい影響を受けたという解説で納得。
手塚治虫の展示作品の中には芳年によく似た絵もありました。
これ、芳年の武者絵(ネットから拝借)
月岡芳年で検索すればたくさん出てきますが、芳年は「無残絵(むざんえ)」で有名なので、手足がなかったり、頭が吹っ飛んでいたり、血だらけの絵もありますので、ご覧になるときはそこのとこよろしく。
猫文字
これは「百面相」と題した絵の中にあったんですが、いかりや長介さんに似てる!って思ったんですが。。。
歌舞伎の猫バージョン
立っているのは四代目中村吉右衛門。
一応、似顔絵ということなので、こんな顔してたんだね、きっと。
菅原伝授手習鑑のパロディー
日本駄右エ門猫之古事
真ん中にいるのが化け猫の老婆に扮した三代目尾上菊五郎
猫の百面相
「仮名手本忠臣蔵」
名所江戸百景(歌川広重の作)
夕暮れの田んぼ道を酉の市帰りの人たちが連なって歩いていく、その喧騒を格子窓からじっと聞いているニャンコ。
この風景、好きです。
窓辺で黄昏れるポンちゃん。
歌川国利
「流行ねこの温泉」
明治14年
セリフがついてました。
お土産コーナー
可愛いのがいっぱいあって目移りしちゃう。
迷いに迷ってポストカードばっかり買っちゃった。
肉球グミ
これポニョポニョして本物の肉球みたいです。
おいしい~👍👍👍😸
これは2016年頃、国芳の歌舞伎絵にハマってた頃に描いた落書き
猫の浮世絵展面白かったです。
なんだが猫になった気分😸
ニャォ〜〜ン、ニャゴニャゴ
連休終わりましたね。
皆様、素敵な一週間をお過ごしくださいにゃ〜👍😽😽
江戸の浮世絵師歌川国芳を主軸にした猫を擬人化した浮世絵展です。
会場はそんなに満員じゃなかったんですが、あっちもこっちもおばちゃんだらけ。以前、ここでバットマンとスーパーマンの展示会があったときはおじちゃんばっかりだったのにね。
これ会場の壁に貼ってあった。ちょっとかっこいいね
ナマズ猫
流行猫の曲鞠
当時は曲鞠の見世物ってのがあったそうで(マリを使った大道芸みたいなものかな)歌川国丸という人が演じた鞠芸を猫にした作品。
「風俗三十二相うるささう」
芳年の「〇〇そう」シリーズ第一弾
国芳の弟子、月岡芳年の作品。
このお嬢さん、飼い猫に恋の悩みを打ち明けてるんだって。
猫としちゃ、どーでもいい話。うるさいなぁって思ってんだけど、ま、しゃーない、聞いてやるか、という絵だそうです。
こういう格好って猫飼ってると絶対やるよね。今も昔も猫好きのすることはおんなじね。
ポンちゃんにスリスリしようと思ったらなんか迷惑そうな顔されたよ😆
余談ですが、わたし、浮世絵には興味なかったんですが、数十年前サンフランシスコにいったとき、初めて月岡芳年の浮世絵展を見に行き、芳年のファンになりました。
同じ会場で手塚治虫の原画展もやっていて、「え?なんで浮世絵と一緒に展示するの?」って思ったんですが、手塚治虫は芳年の浮世絵にすごい影響を受けたという解説で納得。
手塚治虫の展示作品の中には芳年によく似た絵もありました。
これ、芳年の武者絵(ネットから拝借)
月岡芳年で検索すればたくさん出てきますが、芳年は「無残絵(むざんえ)」で有名なので、手足がなかったり、頭が吹っ飛んでいたり、血だらけの絵もありますので、ご覧になるときはそこのとこよろしく。
猫文字
これは「百面相」と題した絵の中にあったんですが、いかりや長介さんに似てる!って思ったんですが。。。
歌舞伎の猫バージョン
立っているのは四代目中村吉右衛門。
一応、似顔絵ということなので、こんな顔してたんだね、きっと。
菅原伝授手習鑑のパロディー
日本駄右エ門猫之古事
真ん中にいるのが化け猫の老婆に扮した三代目尾上菊五郎
猫の百面相
「仮名手本忠臣蔵」
名所江戸百景(歌川広重の作)
夕暮れの田んぼ道を酉の市帰りの人たちが連なって歩いていく、その喧騒を格子窓からじっと聞いているニャンコ。
この風景、好きです。
窓辺で黄昏れるポンちゃん。
歌川国利
「流行ねこの温泉」
明治14年
セリフがついてました。
お土産コーナー
可愛いのがいっぱいあって目移りしちゃう。
迷いに迷ってポストカードばっかり買っちゃった。
肉球グミ
これポニョポニョして本物の肉球みたいです。
おいしい~👍👍👍😸
これは2016年頃、国芳の歌舞伎絵にハマってた頃に描いた落書き
猫の浮世絵展面白かったです。
なんだが猫になった気分😸
ニャォ〜〜ン、ニャゴニャゴ
連休終わりましたね。
皆様、素敵な一週間をお過ごしくださいにゃ〜👍😽😽
折から、韓流「風の絵師」を見ているところ
でして、浮世絵の世界に興味をそそられて
いたのですが...
猫というひととの距離が密接な生き物だからこそ、
このようにひとの暮らしに溶け込んでというのか、
擬人化された芸術が生まれたのでしょうね。
つくづく、猫族の神秘性というのか、
不思議な魅力のとりこになってしまいますね。
アメリカでも、浮世絵が関心を持たれる
のでしょうか。どのような印象を受け、
彼らの芸術に影響を与えたのでしょう。
やあ、いつもながら、
leelinさんの話題は、斬新で、深いです!
まだまだたくさんのお宝がありそうで、
楽しみにしています♪
「風の絵師」は、GYAOで紹介されましたが、
配信期間が切れてしまい、終わりまでは
見られなかったです。
韓国の浮世絵の筆遣いの魅力の虜に
なりました!
「風の絵師」韓国の浮世絵、見たいですね。
ネットで検索したら、主人公は実在の人物とか。ますます興味津々(^^一話だけ無料ってのを見つけたんで、今度見てみますね。最後までないのが残念です。
アメリカの浮世絵は、絵画の技術的なことはわかりませんが、アメリカにはない色使いとか構図がよかったんでしょうね。
どこで聞いたのか読んだのか忘れましたが、絵を描くときに洋画は影をつけるけれど、日本画には影がないそうです。
そういう平面的な描き方もアメリカ人の興味をそそったのかも。。。。
私、アメリカはカリフォルニアしか知りませんが、乾燥地帯にいると、水彩画や水墨画のような淡い色合いではなく油絵のごってりしたのが似合うな、なんて感じたことがあります。だからアメリカにはない色使いの浮世絵とかが人気出たのかも。。。勝手な想像です。
カリフォルニアは日系移民が多いので日本文化結構浸透してます。義母の住んでたとこは盆踊りありました。
俳句や浮世絵、それから、アメリカ人、忍者好きですね(笑
ブックマークの中にある「カリフォルニアの青い空」に向こうの写真とか載せてありますので、よろしければお立ち寄りください。
江戸時代もにゃんブームだったそうで、今も昔も猫は人気ですね。
犬は結構わかりやすい生き物ですが、猫は不可解、ツンデレのとこがまた可愛かったり、ほんとに不思議な生き物です。
このブログ、家主の頭がパッパラパーなもんで、へんてこなのばっかりで(笑
チャメママさんに興味を持っていただきすごくうれしいです。
浮世絵猫展、楽しい作品が満載だったんですね。
私も堪能させて頂きましたm(__)m
撮影してもいい展示会だったのですね。
浮世絵師の方々は猫好きな人が結構いらっしゃいますね。
日頃、よく観察なさってたのでこんなに楽しい作品が出来たのでしょうね♪
月岡芳年さんの絵は昔の浮世絵っぽくなくて現代的なカッコいい(イラストみたいな)絵なので、私も素敵だなと思っています。
なまず猫のチャコちゃんが出てきてびっくり、でも可愛い!
そして黄昏るポンちゃんも可愛いですね〜(=^・^=)
グッズも見ていて飽きない綺麗で面白いものばかりですね。
leelinさんが描かれた猫がいる絵ですが、これハガキになさったんですか?
とっても素敵です!!
こんばんわ〜。
コメントありがとうございます。
写真撮影は駄目なのもありましたが、ここに載せた写真はフラッシュはNGですが撮影はOKでした。
国芳はかなりの猫好きでたくさん飼ってたようですね。
浮世絵の中の猫たちの表情や仕草、ユニークで味があって見てると飽きないですね。
猫さんたちはいろんな表情するのでそういうのも絵心を刺激するんでしょうね。
月岡芳年の絵は一目惚れしました😽😽
ほんとにかっこいいですよね。
最後の絵は、別のブログに数年前に投稿したものですが、スケッチブックに描きました。この頃は妙ちきりんな猫絵ばっかり描いてました(^^
ココの母さんの漫画楽しみにしてます。
また寄らせてもらいますね😽