「逃亡者 PLAN B」(2010年)オススメ度 ★★★★☆
キュンキュン度 ★☆☆☆☆
脚本 ★★★☆☆
キャスティング ★★★☆☆
最初の方は、ドタバタ逃亡コメディ。タイトルが「逃亡者」なんだから当たり前か。最初の方は、ルパンと銭形みたいな軽さがあります。ドタバタでかなりB級に思えるのですが、回が進むうちに結構引き込まれていきましたよ。次のDVD がどんどん観たくなりました。でも、緻密な脚本とリアリティを求める人には向かないかな。同じ逃亡劇でも「TWO WEEKS 」みたいなものとは少し方向性が違います。コミカルとシリアスを行き来する感じ？シリアスな時も極端すぎです(笑)
ネットでは、世界各地バタバタと色々なところにシーンが移るからわかりにくい、とか、そんなに評価が高いドラマではなさそうですが、さくさくと観られて私は嫌いではなかったです。アジア各国の景色が楽しめて、あまり普段は旅行しない私には新鮮でした。でも、あんまりリアリティはない。だって、京都の街並みを生かした逃亡劇にワクワクして見ていたら、いきなり、その逃亡劇の終点が大阪の高層ビルの屋上になるんですよ、あり得ないでしょw ちなみに、この高層ビルは、大阪は梅田の梅田スカイビルディング。逃亡劇のスタートは京都の随心院というところだそうです。
韓流ドラマにありがちな、韓国語だけでなく、日本語や中国語、英語等が混ざったドラマです。日本語については、日本人キャストによるネイティブなものもあれば、韓国人が頑張って話すよくわからない日本語もあり(笑)いろんな意味で韓流ドラマらしい、です。
日本人キャスト、とは、竹中直人さん、上原多香子さん、蛭子能収さん他。竹中さんと上原さんは出演を知っていたのですが、蛭子さんは知らなかったのでウケました(笑)ちゃんと日本人キャストを使うなら、名の知らない人でいいから、中村ファンの秘書も、日本人にすればよかったのにな。また、このドラマに、果たして上原多香子と竹中直人、使う必要あったのかしらん、という気もします。少なくも上原多香子はストーリー上もいらないような…。
主演はピ(Rain)。実は、ピ(Rain)は初めて観たのです、私。名前は前々からよく目にすることがあったのですが、どんな人が知らず。でも、誰だったか、韓流芸能人が「目標はピ(Rain )」と言っていたんですよね。だから、芸能人にも憧れるような人なのかなぁ、キム・テヒも射止めていたわけだしね、と気になってはいました。見た目はすんごい二枚目というわけでもないのね。パク・チョルミンさんと親子役とかをしても違和感ない気もw でも、主役を張るだけの雰囲気のある人だな、と思いました。「サンドゥ、学校へ行こう！」も観てみようかな。(と、ここまで書いて検索したら、最寄りのTSUTAYAにもう置いていないみたい゜゜(´O｀)°゜ついこの前まであったのになぁ。)ちなみに、ピ(Rain )は6/25がお誕生日だったらしい。うちのダンナさんと一緒w
さて、ヒロインはイ・ナヨンさん。つい先日、ウォンビンと結婚した方ですよね。初めて拝見しましたが、色白で華奢で猫みたいでカワイイ。
しかし、意外性がありすぎたのが、7巻のドス。。。そうくるなんて、思っていなかった！意外と「えーっ、そうきたか」という展開が多いですね、このドラマ。前半はいまひとつですが、後半になるとどんでん返しありがいろいろあります。ま、色々あったにしては、エンディングは割とアッサリしているようにも思いました。
話はそれるけど、警察のチーム長の人、東Maxさんに似てるなーと毎回思ってしまいましたw
キャスティングはなかなかいいかも。主演は、ピ(Rain )とイ・ナヨン。その脇に、「私の名前はキム・サムスン」でを演じたダニエル・ヘニーや、「スタンバイ！」でヒロインを演じたキム・スヒョンが出演しています。刑事側では、「百年の遺産～ククスが結ぶ愛～」のイ・ジョンジン、「相続者たち」での姉を演じたユン・ジンソ、悪役側では昔懐かしいユン・ソナが出ています。
脚本が全体的にガチャガチャとしていますが、思っていたよりずっと楽しめました。ところどころに、過去の実在の著名人の名言やエピソードが盛り込まれているのも興味深かったです。いつか、他にもピ(Rain)の出演作を観てみたいと思います。
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