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「リメンバー~記憶の彼方へ~」(2015年)
オススメ度 ★★★★☆
キュンキュン度 ☆☆☆☆☆
脚本 ★★★☆☆
キャスティング ★★★★★
「黄金の虹」、「プロデューサー」と記事を書いていますが、まだまだ鑑賞済みの作品が山盛り。さて、今日は、お気に入りの俳優、我らがユ·スンホの「リメンバー~記憶の彼方へ~」をご紹介します。「リメンバー~息子の戦争~」と書かれている方が多いですが、原題はそうなのかな?
ものすごくかいつまんでいうと、アルツハイマーになった父親がきせられた冤罪の汚名を息子がなんとしても取り払おうと奮闘するストーリーです。
とにかく、これでもかというくらい豪華なキャスティング。ユ·スンホはもとより、スンホ演じるソ·ジヌの父親をチョン·グァンリョルが、ジヌとずっと関わることになる弁護士パク·ドンホをパク·ソンウンが演じます。もう、俳優陣の名前をきいただけでワクワクしますよね。別の作品でのキム·ユジョンちゃんでも思いましたが、スンホやユジョンちゃんみたいな若いのに演技力抜群の人は、年齢が上のベテラン勢と関わる作品がバランスが良くていいですね。
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でも、チョン·グァンリョルさんとユ·スンホのシーンでは少し「ペク·ドンス」を思い出しました。この作品では親子設定だけど、似ているようで似ていないのも少し気になりました(笑)ユ·スンホは、高校時代もまだまだ演じられますね。
それと、パク·ソンウンさん。いつもどの作品でもいい味を出す役者さんですよね。この作品では、派手な服装をすることも多かったのですが、背が高いからか、意外にも着こなす、着こなす。そんなところも見どころのうちの一つではあります。
でもね、何よりもこの作品で特筆すべきはナムグン·ミンです。彼の怪演がなくては成り立ちません。
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ちなみにヒロインのイ·イナ役は、パク·ミニョンさん。出すぎず引きすぎず、ジヌを支えていく感じがとても似合っていました。インタビューでは、パク·ミニョンさんは「ユ·スンホの『おばあちゃんの家』からずっとユ·スンホの成長を見ていたし、ジヌの伯母に見えないように心がけた」と言う主旨の冗談も(笑)
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↑この弁護士事務所の雰囲気も、いいんだなー。
最終回視聴率は20.3%。回を追うごとに上っていったようです。わかる、先が気になるもん。私はもっとエンディング、詳しく見たかったな。でもあれでいいのかな。雰囲気はとてもよいのです。あと、ドンホの父親の話ももう少し知りたかったかなぁ。
波瀾万丈の展開がいつも続いていただけに、ストーリーが解決し出すとちょっと満足感よりも虚脱感が。恋愛ものでもなく、そして、いわゆる復讐ものとも少し違い、法廷ものという感じです。出演している全ての俳優陣が、それぞれの登場人物のキャラクターを最大限に引き出す、演技派俳優揃いの作品でした。
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