静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

セーゲルスタムのマーラー6番を聴く

2011年07月31日 21時19分26秒 | マーラー
あぁぁ、男子メドレー・リレー、惜しかったなぁぁぁ・・・。
ところで高校野球の三重代表は、職場の近くの工業高校である。甲子園では、どこと対戦するのかな?
やはり応援しなくちゃね。



マーラー/交響曲第6番


管弦楽:デンマーク国立放送交響楽団


指揮:レイフ・セーゲルスタム


録音:1990―91年


 セーゲルスタムのマーラーは、数年前に爆社を中心に買い集め、全部揃えているのだが、いまだに完聴していない。3番、5番、8番と10番(第1楽章)が未聴である。もう5年以上経っているんじゃないか?いかんよなぁ、こういう聴き方は・・・。
 
 セーゲルスタムのつくり出す音楽は、その風貌(失礼!)とは随分違うイメージである。うまく言えないが「分かり易い」「歌う」、そして、語弊があるかも知れないが「可憐」であるとさえ感じさせたりもする。
 この6番も、そういう方向で、とてもよい。
 それに、作曲家でもあるセーゲルスタムらしいと言えるのかどうか、細々としたフレーズの一つひとつ、強音に埋もれがちな短いモティーフの一つひとつに、しっかり目を光らせ、その意味あいを聴いている者に伝えようとしているかのような丁寧さが耳を惹きつける。
 そして、叙情的なところを演歌みたいに歌ってくれるあたりが「可憐」と思える所以であるが、曲の持ち味を歪めたり軽量化したりということはない。第3楽章の後半など、素晴らしいじゃないか!
 
 未聴のナンバーも、ちゃんと聴かなくちゃね。去年、聴いた4番は、ソプラノ独唱の声質に違和感があって印象良くなかったけどねオケ部分は最高だった。もう一度聴き直したい。それよりも何よりも、もうずいぶん前に聴いたっきりの2番、7番、9番あたりは、も一度聴き直しが必要だ。








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