乾坤

Win書道による書と雑感を書いています。書と雑感を併せて一つの作品となればと思います。

2007-03-14 17:41:22 | 雑感
ボケッと歩いていると、紅梅と白梅が妍を争っていた。

「白牡丹といふといへども紅(こう)ほのか」──高浜虚子──

私はこの句を
「白梅といふといへども紅ほのか」と勘違いしていた。

最近勘違いが多いと気になる。知らぬ間に、法螺を吹いている。そんな気がしてならないのだ。

2007-03-13 07:59:03 | 
JIRO16さんのコメントのように、春の暖かさ一度感じた私の体には、ここ2、3日の寒さがこたえる。

まだ暫く三寒四温が続くのだろうか。

春になれば体調が良くなると信じている私には、恨めしい気候が続いている。

2007-03-09 23:01:51 | 
週末の天気ばかりが気にかかる。雨、それとも雪。

外は少し寒い。雪かもしれない。

雨なら、冷たい雨。

雪なら、柔らかな雪。

無想

2007-03-07 20:59:58 | 
想無想と書こうと思った。書いているうちに始めの想は無用である事に気が付いた。

と書きながら、普通ならば無念無想なのだと思い出す。

私の頭は最近少しおかしい。

2007-03-06 18:46:35 | 
今日も病院は混雑していた。その上に受付・電子カルテルを含む総合システムに変わったばかりのため診察は遅れに遅れていた。過度期のためとはいえ余りに酷い状況だ。会計の時間も以前と変わらず何のためのシステム化なのだろうと、待ちくたびれた患者さん全ての疑問だった。

とはいえ、暫くすれば改善されるのだろう。悪くても前と同じにはなるだろう。

私は、ノロウイルスをきっかけに物凄く悪い数値が出ていた。疲れやすく体重が減っているのは気のせいではなかった。薬の量を増やして暫く様子を見ることとなった。

2007-03-05 13:57:46 | 
仕事が中途半端だったので、午後から休む事にした。

半端という言葉から「半ちく」という言葉が浮かんだ。今では落語の中ぐらいでしかこの言葉に出会わないかもしれない。親方が「半ちくな仕事しやがって!」というシーンがこの言葉に対する私のイメージなのだ。

父の一周忌の後のためなのだろうか。職人気質のようなものが頭の中に漂っている。

2007-03-03 06:31:53 | 
今日は父の命日。去年の早朝に病院からの電話があったことが蘇る。

ひな祭りの日なので、親不孝な私でも忘れる事は無いだろう。

日帰りで東京へ。

2007-03-02 21:14:37 | 
会社から出ようとすると、木蓮の咲いている事に気が付いた。木蓮は思いで深い花なのだった。否、花びらなのだ。

小学生の頃の日課に家の前の掃除があった。前の家には木蓮の木があった。季節になると花びらが沢山落ちる。その大きな花びらを毎朝のように集める。私には、踏みつけられ汚れたその花びらが嫌いだった。

今、木蓮を見ると当時のことを回想するだけだ。嫌な感じはまるでしない。

私は掃除が嫌いだったのだろうか。それとも汚れは花びらを受け入れられなかったのだろうか。

定時で上がると、夕闇ではなく、日の沈む前であった。

2007-03-01 20:27:26 | 
飛行機を投げるようになってから、今まで上がらなかった右手が上がる様になった。一年半ぐらい前に、変な体勢で物を取ろうとして右肩を痛めたのだった。その後マッサージなど受けても良くならず、諦めていた。やはり動かすことが体には一番なのだろう。

帰りがけに、この文章を思いついたのだが、肩の漢字が思い浮かばない。思い出したのは、ドアを開ける寸前だった。肩だけでなく頭も弱っている。

沈丁花

2007-03-01 01:37:50 | 
遅刻しそうなので妻に車で送ってもらう。車のドアを開けると沈丁花の少しきつい香りがした。

沈丁花。実家の玄関に昔咲いていた。幼い頃の記憶が、香りと共に蘇ってくる。