毛虫のけ。あまり良い感じではない。だが、けで始まるものが思いつかない。妻としりとりをすると私が必ず負けるのも肯ける。
庭で鳥やトカゲや蚊には遭遇するが、どう言う訳か毛虫とは会わない。アゲハチョウが飛んでくるので、何処かにいることは間違いないのだが、気が付かない。
本当は何処かにいるのだろう。きっと見たくないから、見つからないだけなのだ。
「仕事も同じ。」頭の奥で妻のささやきが聞こえた。
庭で鳥やトカゲや蚊には遭遇するが、どう言う訳か毛虫とは会わない。アゲハチョウが飛んでくるので、何処かにいることは間違いないのだが、気が付かない。
本当は何処かにいるのだろう。きっと見たくないから、見つからないだけなのだ。
「仕事も同じ。」頭の奥で妻のささやきが聞こえた。
多分5歳くらいの頃だったと思います。
私はベランダで椅子に座って、カルビーカッパエビセンを食べていました。
菓子袋を抱えて、庭先の何かをじっと見ていたのだと思います。
袋に手を入れてエビセンを摘んでは、一心不乱に口へ運んでいましたが、口に入れようと運んだエビセンの感触が妙に
柔らかかったので、ふと見ると「毛虫」でした。
椅子から転げ落ちて泣き叫んだのは言うまでもありません。
依頼、袋貸しは中身を確認して食べる癖がつきました。