昨日、水洗いなどして一晩、重石を掛けていたニオをは、今朝、糠漬けしたところです。
この一週間はニオ採りから始まって、皮むき、芯(繊維)取り、灰汁抜きなど、ニオ、ニオ、ニオで過ごしてきましたが、本日、糠漬けして終わりました。
灰汁が抜けていい色しています
樽に糠塩・ニオと交互に重ね
重石をして、終わりました。
こちらは昨年のものです。漬けたときに今年と同じように、しっかり水切りしてから漬け込んでいるので、水分はあまり出ていません。
そのため、塩がガチガチに固まっていて、最初、糠床から取り出すためにばり(くぎ抜き道具)を使って掘り起こしたほどです。
手間ひま掛けた分、色もよく、とても美味しくできました。
ニオの場合、このようにして貯蔵すれば数年は美味しく食べられるということです。
一年前のものを今樽から取り出して美味しく食べられる、ということは、はやり、面倒でも
手間ひま掛けることだと思いました。