金運アップの黄色い財布？！

先日の楽しい女子会の１週間前。

まだ酒による失態と財布紛失の心の傷から癒えてない頃、
とりあえず、新しい財布をゲットするため、カオサンへ行った。
前に、同じく財布を無くしたこおろぎくんに付き合って、
一緒にＮＥＷ財布を物色する為に繰り出した時に、可愛いのを見つけていたのだ。

しかし、目当ての財布屋、今日に限って店出してない。

ちょっとがっくりしつつも、まあこういうのって縁だしね…と、財布は購入は達成できねど、
お気に入りのランブトリ通りで、オイルマッサージを受けて、日本食屋台でサーモン塩焼き定食を食べて、心も体もそれなりに回復。



翌日、同僚が持っていた財布が可愛かったので、どこで買ったの？と聞いたら、
プラティナムで、なんでも「ＣＯＵＬＯＲＦＵＬ」というタイの女子高生に人気なブランドなんだそうだ。
お値段も２９０バーツとお手ごろ。さっそく、仕事帰りに行ってみた。

なるほど。名の通りカラフル。可愛らしい。女子高生ってかんじ。
財布が無くなって、今予備で持ってて使ってるのが前に屋台で買った６９バーツの財布なんだけど、
安かろう悪かろうの納得の６９バーツの為、質も使い勝手も共に悪い。
でも、この「ＣＯＵＬＯＲＦＵＬ」の商品は、安いけどそれなりに縫製がしっかりしている。
いろんな色があったけど目に付いたのは、黄色い財布。

黄色い財布は金運を呼ぶ！と速決。

しかし、買ってから改めて眺めると、なんだか女子高生っていうより小学生が持ってそう。

しかも中にいれてるカシコン銀行のカード。
再発行した際に、カードの柄が選べると言われ、
すごい種類があったんだけど、財布を無くしたばかりの金の亡者の私は、やっぱり金運しか頭に無くて
「黄色だったらなんでもいい！」と色しか見ないで選択。
これでいいですね？と確認で、見せられたのは、
愛らしいクマがこちらを見てキョトンとしている、私に似合わないなんともラブリーなカードだった。

この財布にそのカードが入ってると、ますます「りぼん」の応募者全員プレゼントに見えてくる。

まあいいのいいの！これで金運アップなんだから！と自分を納得させる。

でも、この財布、実際に使ってみたら、
小銭入れを開けると、８０パーセントの確立で隙間から小銭がこぼれ落ちるという太っ腹設定。
金運上昇のためにチョイスしたのに、逆に金を落としまくるという残念な結果に。

それから衝動買いで買ったサンダルも、履いて数時間も経たずにぶっ壊れる始末。
急遽セブンイレブンで買った便所サンダルを履いて淋しくトボトボと帰ってきた。

今月の天秤座は、金運イケてないみたい。



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素敵女子会

久しぶりにキターーー！！
死を意識するほどの怒涛の二日酔い。

やっぱり、ビール、焼酎、ワイン、シャンパン（それ以降はキャントリメンバー）のチャンポンは、くる。
それに加え、嬉しくて楽しくて、つい勢い付いてしまい、ピッチも早くなった。

だって、飲んべえで、しかも素敵過ぎる女子達とのオフ会だったんだもの。
そりゃあテンションあがるわ！

その今回の素敵なメンツは、マリブログにいつも暖かいコメントをしてくれるナムフォンちゃんと、ゆっぴー。

ナムフォンちゃんは、前に１度会ってるんだけど、私が余りにも体調が悪くて、バンコク名物酔態マリを披露出来なかった。
なんとも不発な感じで別れてしまったことを悔やんでいた矢先の、リベンジナムフォン！！見てろよナムフォン！！

そしてお初ゆっぴー。ブログで見てたけど、セレブ！ド美人！で、いや～世界が違うわ～と、
一歩も三歩も十歩も引いていたんだけど、唯一の共通点が飲兵衛という事はさりげなく意識していて、様子を伺っていた。
「そろそろ飲もうよー！」とゆっぴーから言ってくれたので、
据え膳食わぬは男の恥！飲みの誘いは断れねえ！
と、酒に関してだけは江戸っ子の気概（神奈川生まれ）で「ぜひぜひ！」と申し受けた。

そんなこんなでバンコク素敵女子会開催。

舞台はゆっぴーのリクエストでトンロー居酒屋たまご。

美しいふたりに負けじと仕事でもないのに、最近ハヤリの巻き髪で参戦。
張り切って待ち合わせの１０分前に到着予定。
いくら顔や気質がタイ人寄りでも、こんなところは日本人なんだから、私ってば。
ここはタイなんだから、もうちょっとゆるい方がいいかしらと思ってたら、２０分前にナムフォンちゃんから
「もう着いてるでー」と連絡が入る。はやっ！

久しぶりのナムフォンちゃん。やっぱりベッピン。手足が長く、スタイル抜群。
私が巻き髪なんかしたところで、完全完封負け。勝負にもならん。
この前はキレイ系だったけど、今日は花柄ワンピでカワイイ系。萌え。
でも話すとやっぱ気さくで話しやすい。このギャップがまた堪らない。

そしてふたりで謎の美女ゆっぴーの噂話をしながら、緊張しつつ待つ。

ゆっぴー登場。

やべえ！本当に美人だ…。その場の空気が変わるほど美しい。
写真では拝見してたけど、写真以上の輝きにその場で平伏しそうになった。
華。あるはずのない薔薇が見える。
ゆっぴーっていうか、ゆっぴー様。

でもそんな御姿にも関わらず、ナムフォンちゃん同様、話すと気さくな姉御。

「ゆっぴーさん」って言うと、「やっだー！ゆっぴーって呼んでよお～！」と言われ、
始めのうちは、恐れ多いし…と、ドギマギしてたんだけど、酒が入ると「ゆっぴーゆっぴー！」と馴れなれしさ抜群となった。

しかも、みんな酒を飲むと記憶飛ばし組で、
「お酒飲んでて酔っ払ってるんだからなにも気にしなくていいのよー！」と言ってくれる。
私が、以前やっちまった酒の失態による同僚怒らせ事件について、
「そんな誰にでも好かれるなんて無理だし、無理ならそれでいい！そんな心の狭い人と付き合ってても楽しくないわよ！」って一喝。

ああ、なんだろう。この安心感。そんなこと言ってくれると委ねちゃう。

この人たち、めっちゃ好きだ。

女子は女子でも気疲れしない。こんな出会いがあるとブログをやってて本当に良かったと思う。

たまごの料理も相変わらずとても美味しくて、ゆっぴーは「なんでこんなに安いの！？」とセレブ発言を連発。
社長は、私が単品で行くときよりも明らかにテンションが高く、美女に囲まれて嬉しそう。ちっ。
たまごブログにも載せてもらっちゃった。

いいちこボトルをさくっと空けて、次のステージはたまごからのお決まりコースのＢＡＲほたる。
久しぶりのほたる。久しぶりのマスター。
それなのに、早い段階で記憶は失われモードで、どのようにしてお店のドアを開けたのかはわからない。
記憶の断片として残っているのは、鮭トバをつまみにワインを飲んでいたこと、ナムフォンちゃんが実はマスターと知り合いだったという話。
そして、同じく薄い記憶の中で、私がバイトさせてもらってるクラブの話になり、
「社会勉強として体験入店してみたい！」というノリで、
「そんならお店に遊びに行こうよ！」と、タクシーに乗り込んだ模様。

そしてお店で暴れてママに絡む（絡んでた様な気がする）。

ああ、どうして私はシラフになったら気まずい場所に繰り出してわざわざ酔態をさらすんだろう。
でも今回は、「酒の失態を振り返るな」と背中を押してくれた強い味方がいる！と思って振り返るとナムフォンちゃん失踪。

あれ？いない？あははー。既に酒の虜となっているので、冷静な判断が出来ない。

「ナムフォンちゃんは大丈夫！」と飲んだくれ、「男が足りん！ホストクラブに行きたい！」と騒ぐ。

お店の近くのゲイストリートに、タイ人のマネージャーが連れてってくれるも、
「求めている感じと違ーう！ここじゃなーい！」と文句をつける。
ゆっぴーと、「ちょっとマネージャー撒く？」なんて相談しながらも、
「まあまあ、ちょっと待ちなさい♪」とマネージャーに宥められる。
へべれけな私たちは、ビールを与えられて大人しく（？）飲み屋のウェイターなんぞに絡み、
保護者のマネージャーの監視下のおかげで清く正しくタクシー解散。

３時ごろ帰宅。気絶。しばし仮死。

３時間後に鳴った目覚ましに「むりっす…」と泣きながら懇願。
モタサイの運ちゃんの背中に、涙と鼻水とよだれを擦り付けながらなんとか出社。

上司も同僚も、みんな私を見て失笑。

「ちょｗひどいよ？」「・・・知ってるよ」と言って机につっぷす。
息も絶え絶えに、机に顔をつけたまま電話にでる。
１回電話に出るごとにトイレに立って吐く。吐血するまで吐く。
二日酔いグロッキーダメ社員ここに見参！
午前中はマジで仕事放棄でやり過ごし、午後には徐々に回復。仕事が終わって、帰る前に
上司に「今日は（も）すいませんでした」と頭を下げると、「おもしろかったよ」と朝に会ったときと同じように失笑された。
心が広いのか、もう諦められてるのか。どっちでもいいか。

二日酔いはヘロヘロだったけど、久しぶりに飲みすぎても、やりすぎても、
それでもいいかと思えた嬉しい飲みだった。素敵な出会いに感謝！

ちなみに失踪したナムフォンちゃんは、記憶をなくしながらもタクシーに乗り、
愛する旦那さまに抱きかかえられながら無事帰還したとのことでした。

ちゃんと帰れて良かったけど、やっぱ改めて思うと危険。
ふたりとも魅力的だから、飲みすぎてタクシーは危なかったよね。ごめんなさい。

今度はもうちょい大人飲みにするから、飲んだくれオネエサマ、今後もよろしくね！！




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財布と自分を見失う私

やってもうた。

酔っ払って、帰りのタクシーの中に財布置いてきた。

最近、素敵女子だのアゲ嬢だのと言って調子こいてた矢先のこの失態。

しかもお客さんにも相当絡んだらしい。ああ、やっちまった～。
確かに後半から記憶が途切れ、タクシーに乗った記憶がなく、家へはオートパイロット状態で帰宅した模様。

ただの言い訳でしかないんだけど、その日はけっこう疲れてたんだ。

朝から仕事で５時半起床。
それからお客さんとママたちと食事に誘われていたので、仕事終わって速攻支度してすぐに家をでた。
ＢＴＳは丁度ラッシュ時間で相当もみくちゃにされる。目的の駅へ着きヨレヨレの状態でホームへ排出。
そこからレストランへ向かうも、ドが付くほどの方向音痴を発揮！
前日にチーママが、「場所わかる？ひとりで来れる？」と聞いてくれたときには、
「わかります！行けます！」と胸をはって言ったのに、結局、
「すみませ～ん・・・、迷ってしまいました～（涙）」
場所の説明を聞くも、テンパっているのと頭わるいのとでなかなか理解ができず、オロオロ。
タクシーに乗ろうとするも、通勤渋滞真っ只中だからか、ことごとく乗車拒否を受ける。
焦りと暑さで、汗だくになって歩き、心配して通り沿いまで出てきてくれたチーママに捕獲された。

高級レストランにボロボロの私到着。

ほんっとうにスミマセン…という思いと、たくさんかいた汗とで、ワインをあおる。

普段食べられないような、お刺身やステーキなど、素晴らしいお料理の数々を頂いたけれど、
自分の失態に落ち込んで、味を感じることが出来なかった。ただお酒を飲もうと思ってしまった。
そうすることで、より深い失態へはまっていくことは明白なのに、
当の本人は、飲みが進むに連れて能天気になることにただ満足してまたグラスを開けてしまう。

そしてレストランを出て、お店へ。

始めの方はなんとかなっていたけど、最後のテーブルでハジケル。

記憶をなくすまで飲むなんて、仕事じゃない。完全仕事放棄。

そして翌日、財布と記憶がなくなっていることに気付く。

うっわーーー！やっちまったーー！！と意味もなく狭い部屋をグルグルと徘徊。

とりあえずカード類を停めることを先決とする。インターネットと携帯が使えて良かった～。
しかもクレジットカードの場合、こっちから掛けても料金が掛からなかったので、ありがたい。
「今お停めしましたのでご安心くださいませ」
と言ってくれたコールセンターのオペレーターのマニュアル通りの言葉に慰められ、
彼女の胸の中に飛び込んで、「ありがとう～！ありがとう～！」とワンワン泣きたかった。

日本の銀行のカードは、海外の場合有料とある。携帯にそんなにお金が入っていなかったので、
国際電話を掛けられず、旦那さんにスカイプをするも繋がらなかったので、姉に連絡。

かなり心配性の姉。私がカードを落としたことを知って、ビビってお腹が痛くなる。

口座番号を教えて！と言われて通帳を確認したら、カード発見。通帳と一緒に保管していて財布の中には入れてなかったようだ。

良かった良かったごめんごめん！

私としては心配性の姉がこれ以上心配しないようにと思って、
「いや～飲みすぎて落っことしちゃってさ～♪」とわざと明るく言ったんだけど、
「バカ！呆れるわ！！！」と怒られた。後ろで姉以上に真面目な姉の旦那も呆れている様子だった。
心配と迷惑を掛けて申し訳ないし、バカなのは私だから呆れられるのも当然なんだけど、
誰よりも呆れているのは自分自身だから、そんなに責めないでよ～と思ってうじうじした。

そのあと警察に行ってタイの銀行のカードは再発行して、財布問題は一件落着。

でも、お店でのことは、やっちまった感が募る。

チーママに電話して、「きのうはすみませんでした」とお詫びをする。
いつもは「いいのよ～」と言ってくれるけど、今回は失笑ぎみ。
私がしつこくしつこく、「なにか失礼なことしてませんでした？！」と聞くと、
「失礼なことはしてなかったと思うけど、後半は確かにお仕事じゃなかったわね～」と優しく言ってくれた。

ああ～、優しいチーママにそう言われるってことは、私相当やらかしたな。
お客さんとお店に迷惑を掛けた。
ママにもお詫びをしなければと思ったけど、ママは最近あまり眠れていないようなので、電話で起こしてしまったら…と思い、
とりあえずメールを送った。

「もうお店に来なくていいわよ」

と言われるのを想像して悶々とする。

はあ～。そういえば、旦那そろそろ帰ってるかな…とメール＆スカイプするも全く繋がらない。
おかしい。土曜日のこの時間、もう帰っているはずだし、帰ってなくてもいつもだったらメールに返信するくらいはできるはずだ。
浮気をしてるんだったら全然いい。むしろ浮気のひとつやふたつしてて欲しい。
でも、きのうの夜「台風だ」ってメールが入ってきてたし、もしかして、もしかして、強風に巻き込まれて・・・。
気弱になってるところに、不安が重なり、どうしようもなくなる。
タイに来てから初めてお母さんに電話をして、「旦那と連絡がとれないよう」と号泣。

「気付かないだけでしょう？大丈夫でしょ」と言われて、そうかと思い直す。

結果、漫画喫茶にいて、電波が入らなかったらしい。
休日に１日中漫喫に入り浸る４０男。地味。

まあ、生きてるんなら良かったと肩の力が抜ける。

夕方になって、ママに電話してみる。

私の予想に反して、「気にしないで。大丈夫よ～」との御言葉。もうこのお方に迷惑は掛けまいと誓った。
電話越しで、ぺこぺことお辞儀をする私。典型的な酒乱サラリーマン。
美味しんぼの富井副部長がとても他人に思えない。

お酒を飲むお仕事って私には合ってないんじゃないかって思ったけど、
働かせてもらえるようお願いした日にちは真っ当したい。

お金を頂いてるんだから、ちゃんと仕事しよう。

財布を落としたことで、厄も落とせた。だからきっと大丈夫。





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