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taddy // graphic designer / artist / poet

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2008-03-26 | cafe_monologue



ボクたちは、たくさんの「傷」をココロに負っている。

人生を歩んでいく中で、たくさんの「傷」をココロに負わせられている。

自分で傷つけたのかもしれないし、誰かから傷つけられたかもしれない。



だけど、「傷」はただ痛むだけのイヤなものなのだろうか?



水が溢れるほど入った一つの壷がここにある。

その壷に「ひび」が入るとどうなるか?

「ひび」の割れ目から水が周囲に溢れ出す。



ボクたちも、「自分」という「壷」の中に「自分の素晴らしさ」という「水」を溢れさせている。

その「水」が「壷」の中にあるだけでは、自分自身のみを満足させているにすぎない。

だけど、「壷」に「ひび」が入り「水」が外に溢れだすと、その「水」は周囲を潤す。



そう、ボクたちは自分の「傷」を通して周囲を癒していくことができる存在。

いや、「傷」を通してでしか、周囲に自分自身を与えることはできないのかもしれない。

そして、ボクたちは唯一無二の存在であり、自分たちの中にあるものの素晴らしさに気づかないといけない。

「自分の存在」というもの自体が、周囲を変えていくほどの素晴らしい価値あるものだということに気づかないといけない。



「癒し」とは「傷口」から生まれるもの。

「傷口」からあふれ出す「自分自身」から生まれるもの。

「弱さ」や「モロさ」は恥ずかしいものではなく、無上の可能性を秘めている。




taddy

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2 コメント

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仁一さんへ (taddy)
2008-03-31 16:19:15
>> 仁一さん

いつもとてもココロに響くすてきなメッセージ、ありがとう。光が与えられるようです。

ボクはもう大丈夫!
先週一週間は押しつぶされてしまいそうな気持ちで過ごしていたけれど、その中で学ぶべきもの、改めるべきものがよく見えてきて、苦しみに耐えながら希望を持って前進できたので、問題は無事に解決しました。希望を持ち続ける限り、遅かれ早かれ、必ず答えにたどり着くんだよね。焦ったり、絶望しない限り、必ず答えにたどり着きます。

そして、人は何度も倒れては起き上がりながら前進し続けていくものだね。そう、倒れたら置き上げればいいんだよね。それだけのこと。倒れたままでいないように、自分を律さないといけない。そのことも改めて痛感させられたな。

ボクの中の傷を通して他の人の痛みがもっと分かるよう、そして、この傷を通してもっと自分を与えて人に尽くすことができるよう、そういう生き方ができるようがんばりたいと思います!
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癒し (仁一)
2008-03-29 12:28:47
傷を背負った人間だけが  傷の痛さを知っている。

だから 同じように傷ついた人を理解もできるし

優しくにもなれる。

そして 人を傷つけたくないんだよね。

そんな気持ちが 癒し に 繋がっていくんだよね。


でもね   もし今  taddyさんの壷に ひびが
入っているのなら  少しでも早く その傷が癒える
ことを   僕は願うよ。

壷のひびから 流れださずとも  
壷の中に たくさんの想いを 注ぐと 自然と
壷の上から 溢れ出てくるから。

壷(心)に  蓋をしないかぎり  想いは溢れ続けると思うよ。









 
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