自転車ただいま冬眠中

埼玉県岩槻界隈を舞台とした自転車の話題中心の備忘録日記ブログです

JT将棋日本シリーズ 決勝戦。

2007年11月18日 | 

将棋にもプロというものがあって、本日はその公式戦の一つである、日本シリーズというものの決勝戦を見に行ってきました。会場はなぜかお台場・ビッグサイト。去年までは、有楽町の読売ホールとか、日比谷公会堂でやっていたのですが、同時開催される子供大会の予選会と一緒にやって経費削減ということなのでしょうか。

まずは子供大会の決勝で、小3までの低学年部門と小6までの高学年部門。もちろん子供とはいえ自分の100倍は強いです。毎年子供の対局は超早指しでイケイケドンドンで面白いのですが、今年はどちらの部門も一方的な展開になったのでイマイチ。

メインのプロ対局は、森内名人と、森下九段という組み合わせ。片や永世名人、片や無冠の帝王・・・とは言いすぎですが(一応無冠ではタイトル挑戦最多数らしい)、とりあえずわかりやすい構図です。

で、結果、スリリングな詰み筋のやり取りのあと、森下九段が無冠を返上したのでした。めでたしめだたし。過去のこの大会のプロ戦は、相穴熊だの、詰めろ見逃しの頓死だので、子供大会の面白さに比べ、なんかしっくり来なかったのですが、今年は堪能できました。これで、解説が伝説の1000敗棋士・加藤一二三だったらなあ。

個人的に将棋は(激弱なものの)趣味の一角を占めてきましたが、ここ1年ほどは、アマのプロ編入問題とか、名人戦の主催社問題とか、女流棋士の独立問題とかの将棋連盟のゴタゴタに嫌気がさしていたのでかなり関心が薄れていました。でも今日の対局を見て少しだけ将棋熱を取り戻したような気がします。


お台場の東京国際展示場。初めて行きましたが、でかい。幕張もでかいが、こちらは建物のセンスがはるかにいいですね。有楽町の国際フォーラムをでかくした感じですか。


開場30分前ですが、結構閑散と。実はシャッターの中では子供大会が開催されており、3000人以上の人が集まっていたのです。ただ、純粋に観戦者だけを見ると、去年までの読売ホール開催などに比べて鈍い感じは否めないですね。また大会つながりで観戦者の子供率が相当高く、一部非常にしつけのなってない不愉快な親子づれなどもいたわけです。ヤレヤレ。


相当広い展示場にいつもの将棋セットを設置して対局場としてあります。しかし観客側はパイプ椅子を並べただけ。日比谷公会堂とは比べられるはずもなく。


本日の対局者、森ズ。


JT杯は、タイトル戦ではないものの、立派な公式戦。対局者も真剣です。二人とも基本的に居飛車党なので戦形も相矢倉に。ただ自分は振り飛車、もしくは居飛車でも対向系しか指さないので、イマイチ関心薄。実際最初の50手くらいまでは必死に眠気と戦っていました。


優勝賞金500万円をゲットした森下JT杯覇者。おめでとう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サイクルモード2007。 | トップ | カントリーSXのスプロケを7... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿