将棋の日本シリーズ2012決勝。

先日の日曜は、隅田川ジョグのあとはビックサイトにて恒例、将棋の日本シリーズの決勝公開対局を観戦（無料）。

昨年から自由席ではなく、並んだ順の強制着席で、場合によっては早く並んだのに端っこのとても見づらい席になる人もいて、今年はどうかと思ったのですが、観戦席の並べ方が縦長レイアウトになって早く並んだ人に対して損はさせないようにはなってました。

それはともかく、今年はこども大会の決勝で持将棋→持ち時間無し10秒指しの対局になったりして面白かったものの、決勝は居飛車x中飛車から、ちょっと消化不良気味の結果になり微妙。

今年から、スポンサーが、JT単独でなく、プロ→JT、こども大会→テーブルマーク（旧加ト吉）となっており、このシリーズもさらなる発展を目指す、と思ったら、テーブルマークはJTの完全子会社なのですね。

まあ、こども大会にタバコの会社が堂々と宣伝するのも（飲料しか露出させないとはいえ）あれだとは思っていたのですが。もう、せっかくだから昔のようにプロとこども大会を完全に分けてもらいたいところ。

さて、来年はどうなることやら。ビックサイトはアクセスが悪いので、千駄ヶ谷に戻って欲しいところですが……。


将棋では観戦できるプロ公式戦はめずらしい。というか、プロ競技で試合を観戦する機会が殆ど無いというのもすごいジャンルですが。


今年は大会のなんらかがギネス登録されたとかで、規模自体はすごい。プロ観戦目当ての当方にはあまり関係ないですが。


最近決勝の常連になってる羽生に今年は久保が挑戦、というかトーナメントだから、どちらがどうこうということではないですが。


解説は谷川氏。顔つきや言葉は柔らかいものの言ってることはかなり厳しい。こども対局中でも平気で駄目だししてましたし。盤操作の奨励会員に対しても目が笑わずに指示してるような気がしてならなかったです。はい。


こども大会の決勝に進んだ4人（高学年部門・低学年部門）。参加人数それぞれ1000人オーバーとすさまじくレベルも高いと思われるのでベスト8くらいからステージ対局にしてもいいような気がする。


まあ、プロの対局。


今回は、おなじみ弦巻カメラマンはおらず。代わりに若手カメラマンがパシャパシャやっていたが、これがどうも邪魔臭い。撮ることに夢中で観客に気を払わない。誰が為の公開対局か。


結果は久保の勝ち！初優勝！