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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

「楽書き雑記「若いイチョウに枝もたわわに生るギンナン=名古屋の鉄道高架沿いの街路樹」」

2018-09-24 06:47:07 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

比較的若木のイチョウ並木を歩いていて、まだ緑色の葉の中に枝もたわわに実ったギンナンを目にしました。
日本の街路樹の最多本数を誇るといわれるイチョウ。名古屋でも若宮大通や名古屋駅から東に伸びる桜通などではイチョウの黄色とギンナンが秋を代表する風景ですが、若木のイチョウに生るギンナンを見たのは久々のような気がします。

イチョウ並木にギンナンが少なくなったのは、あの強烈な臭いのため。イチョウはいいが、落ちたギンナンの臭いだけは嫌だというわけで、街路樹は実の生らない雄株だけを植えることが多くなったようです。

若木のギンナンに出会ったのは、名古屋駅から南に向かって、新幹線と東海道線、中央線、名鉄が並んで走る高架鉄道沿いに延びる名駅通りの歩道の街路樹。
名古屋駅寄りのⅠ㌔ほどのイチョウにはギンナンを見かけませんでしたが、さらに金山方向に歩くと、ほぼ交互にギンナンが生っているのといない木が続きます。

ギンナンが歩道や生垣の植え込みに落ちています。でも、拾っている姿は見当たりません。
僕も拾いませんでした。子どものころ、祖母がやっていた溝や水を張った桶に浸けて果肉を腐らせギンナンを取り出すなんて、とてもできそうにありませんから。