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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「街中の川辺に集う野鳥たちをカメラに=名古屋の「山崎川鳥撮会」写真展」

2018-09-12 06:25:16 | 日記・エッセイ・コラム



名古屋の市街地を流れる河川の一本、山崎川を餌場や寝ぐらにしている野鳥たちをカメラに収めている「山崎川鳥撮(とりとり)会」の写真展が名古屋市博物館で開かれています。17日(月・祝)まで。

山崎川は名古屋市北東部から一部暗渠を流れて南下、名古屋港に注ぐ2級河川。流域にはマンションや大学、各種の競技場などが建ち並びます。

一見、鳥たちとは縁の無さそうな街中の川辺ですが、鳥撮会にとっては魅力あふれる場。
93歳を筆頭に30人近い会員たちはカメラを手に歩き、「あくまで野鳥の自然な生態を守るため、いい写真を撮りたいあまりエサを置いたりはしない」などをモットーに、野鳥の生態を観察・記録しています。

毎年のように新しい鳥に出会い、ここ1年の間にも2種類を確認。これまでに会として確認した鳥は110種になったそうです。

写真展は今年で8回目。会員が1人2点ずつ展示しているほか、抱卵から巣立ちまでを捉えた動画や、録音できた鳴き声なども紹介しています。

 

上下の2羽は、この1年間に新しく確認した野鳥

街中を流れる山崎川=名古屋・新瑞橋付近