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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋の大型量販店で従業員から受けた接客対応に感謝①」

2018-09-17 07:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

 

的確なアドバイスや親切で丁寧な案内――。
名古屋駅界隈の大型量販店で先日体験した従業員の快い接客対応ぶりを、2回に分けて紹介します。

1回目は、パソコンのSDカードの差し込み口を壊してしまい、修理に持ち込んだ電化製品など専門の量販店での対応です。
パソコンはこの店で購入したものではなく、保証書もありませんが、大きな店だから受け付けてくれるだろうと出向いたのです。

地下にあるサポートセンターの受付で、持参したパソコンと差し込み口から出てきた細く短い金属片を示し、従業員に説明します。
「SDカードを差し込んでもカードが戻ってしまいます。向きを反対に差し込もうとしたこともあるので壊れたようです」と僕。

従業員はパソコンを裏返して機種などを確認したあと、購入の経過などを質問。修理期間は1週間から2週間はかかることなどを説明しくれます。

ブログの長期休載を避けるため家内のパソコンを借りるにしても何かと面倒だな、と思案しているうち、従業員が店内電話で何かのやりとりをしているようです。

ほどなく、やってきた女性従業員のアドバイスにびっくりしました。
「壊れた差し込み口が使えなくても、外付けのカードリーダーで対処できます。大変安い値段の品もありますから、それで確かめられてから修理に回すかどうかを決められたらいかがですか」

 僕はパソコンに取り込んだ写真を外付けのHDD(ハードディスクドライブ)にストックしているのに、カードリーダーは使ったことがないので今回も利用を思いつきませんでした。早く壊れた部分を修理しなければ、の思いが強すぎたせいもあるでしょう。若い人や多くのブロガーの方には笑われるかもしれませんが。

女性従業員から連絡を受けたのでしょう。今度は男性従業員がやってきて僕のパソコンを見た後、一緒にエレベーターに乗ってカードリーダーの売り場へ。「パソコンは私が保管しておきますから」と、それまで応対してくれていた従業員が見送ってくれました。

売り場で多くのカードリーダーの中から「これで大丈夫と思います」と勧めてくれたのは500円台の品。
礼を言ってサポートセンターへ戻ろうとすると、男性従業員は「合うかどうかを確認しておきたいので、私も同行します」と再びエレベーターに。

覚悟していた数万円の臨時出費を免れた喜びはもちろんですが、同時に満足したのは、3人の従業員の快い対応と売り場間の見事な連携でした。高齢で知識も不足している僕を傷つけない配慮もしてくれたことでしょう。

いつもはパソコンに詳しい息子に相談するのに、今回は忙しそうだったので相談せず修理に持ち込んだ結果、こんなにいい体験ができたのです。
持ち帰るパソコンも軽く感じつつ、家路につきました。