goo blog サービス終了のお知らせ 

風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋・東山動物園に『アフリカの森=新ゴリラ・チンパンジー舎』がオープン」

2018-09-06 16:38:03 | 日記・エッセイ・コラム

新居でゴリラのシャバーニ

チンパンジーの母子


名古屋・東山動物園の北園にできた新しいゴリラ・チンパンジー舎のある「アフリカの森」が6日オープン、早速出かけてきました。
野生の環境に近づけ、動物たちが伸び伸びと暮らすことで人との親近感も深まれば、との狙いで造られたこの施設。ゴリラ、チンパンジーたちは旧舎とはがらりと変わった新居で2カ月の適応訓練をしてきました。

新居は650㎡の屋内展示・寝室と、1360㎡の屋外運動場からなり、タワーや丸太組み、エサ場などが設けられています。
まず驚いたのが屋内展示室。狭くて暗くて,ジメジメ感さえあった旧舎と違い広々して明るく、ロープや高台もあって観客もガラス越しに生態を楽しめます。

ニシローランドゴリラのシャバーニ家族はまだ少し新居に慣れてないらしくしばらく屋内展示場だけで、しかも時間を限っての展示だとか。
それでも、シャバーニは時おり自慢のシルバーバックを見せて床の中央に陣取り貫録十分。子どもたちはロープを使って上り下りを繰り返し、観客の視線とカメラのレンズを集めていました。

チンパンジーたちは屋内・屋外とも姿を見せていました。
とりわけ室外運動場には昨年秋に生まれた双子の姉妹が姿を見せ、タワーのてっぺんまで登ったり、ロープで上り下りをしたりと元気いっぱい。観客はその一挙手一投足を見つめます。

「わー、ふたりとも可愛い!!」と若い女性の声。動物たちを2匹とか2頭ではなく「2人」という表現を耳にしたのは初めてです。
それだけ親近感がわいたのだろうな。真っ青な空を見上げてそう思いました。

【ゴリラ一家の新居の室内で】


【チンパンジーの室外運動場で】