きゅうちゃん出たとこブログ

行きあたりばったりの人生、そして愉快な仲間達との日々をちらほらと・・・

一軒家 in 高知

2013-05-24 18:20:52 | 旅行

録画した 大好きで楽しみな“あまちゃん”が、ドンドンドンドンたまってく。

リアル放送に全く追い付けておりません、まっちくりー きゅうです ども。


さてさて、太陽フレアによるデリンジャー現象で 夫婦の仁義なき戦いが勃発しそうになったのを

運よく回避した我々夫婦は、仲良しこよしで今回のお目当ての居酒屋へ向かった。


「一軒家」さん


酒場放浪記で類氏も紹介していた昭和を代表する高知の名店。




優しそうなお母さんと妹さんが迎えてくれる。

一番乗りのアタシ達、まずは生ビールで。




このL字のカウンターがいいんだな~。

もうこの佇まいを眺めているだけで感無量になってくる。

えーっと、何にしよっかなー。




いろいろあるけど、ここは  なのだ。

今日のおススメも見てみる。




目的の鶏足付焼をお願いし、焼いている間 “ニロギ” とビールで愉しむ。

“ニロギ” って小魚を焼いてお酢をかけたもの。

香ばしくて美味しかった。




で、きた! 鶏足!

まずは “若鳥(ひな)” の方で食べてみる。




うん、普段食べてる物とそう変わらないな。 でもタレがごっつ旨い。

店の妹さんが、是非 “親” の方を食べてみなさいと勧めて下さるので

待ってましたとばかりに、大本命の メスの親鶏 をタレで焼いてもらう事に。

その間、空豆を食べて親鶏が焼き上がるのを待つ。




旨いな~、ビールがどんどん入っちゃうよ。

待つ事数分。 出来た!




わかる? これが親鶏で、2コ上の画像が若鶏。

肉質が全く違うの伝わんないかなー。

ホント食べてびっくり、椅子から転げ落ちそうに(決して大袈裟ではなく)なったよ 旨過ぎて。

香川県も親鶏を食べるそうなんだが、調理の方法が異なってて

油をひいたフライパンor鉄板で焼きあげるのが香川流。

それに比べてこちらでは、直火の炭火でじっくり脂を落として焼きあげる。

無駄な脂が抜けてる分、より肉そのものの味がわかるんだ。

もーこんなの初めて!


肉! です。


ムンギュっと奥歯で噛み締めると、もの凄い弾力のお肉から 旨みがグワっと出てくるんだ。

そして、落とした脂に代わり 60年弱受け継がれてきた秘伝のタレが

親鶏のガッシリとした肉質に上手く馴染んで 噛めば噛むほどに愉しめる。



アメージングーーー!!!



「焼き鳥の秋吉」なんかで“純けい”はよく食べるけど、こんなに旨い親鶏を食べたのは生まれて初めてだ。

すげーすげーぞ、一軒家。

つーか、メス親鶏すげー。

ヒナなんてケツの青いもん食ってられっかてんだ。


これからは熟女の時代だぜ


旨過ぎてもう、カウンターで御姉妹と大騒ぎしていたら

自慢だと仰る “モツ煮込み” をサービスで出してくださった。




期間限定のメニューらしく、この日は偶然拵えたそうだ。 ラッキー。

嗚呼、なんて優しいお味。

ネギがまた旨い。

これを目当てに食べに来られる方がいるっていうの、よーーーっくわかるわ。

あーーー本当 美味しかった。

高知に来て、恐らくNo1の収穫だった。 (カツオも旨かったよー)

この 『一軒家』 へ訪れたいが為だけに、近い将来 もう一度高知に来ると思ってる。

それまでどうぞ、お元気でいて下さい。

もっとずっと居たいのをぐっと堪え、丁寧に御挨拶をして店を後にしました。


さー、次の店 行ってみよー!



つづく。









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