25時の島

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オーストラリア・バレエ団「白鳥の湖」を見てきました

2007-07-14 10:10:55 | Weblog
土曜日に行く予定でしたが、祖母孝行に行かねばならなくなったので優待チケットを取って金曜日の初日公演に行ってきました。以前からオーストラリア・バレエのチャイコフスキー作品はちょっと違うと聞いていたので、気になっていたのです。(『眠りの森の美女』にも行きます!)

先週見た「レ・ミゼ」があまりに強烈でCD(しかも実家においてきたのでわざわざツ@ヤで借りた。)をアイポッドに入れてリピートしまくっていた状態で、しかも開演前は眠気に押されていたりと、鑑賞態度としては余りよろしくなかったのですが・・・・


ブラボーーーーーーーーーーーーーー!!!!! グレアム・マーフィー振付・作成の「白鳥の湖」は一見の価値ありです。

従来の「白鳥の湖」と異なり、現代風の解釈、しかもダイアナ妃-チャールズ皇太子-カミラ夫人(今の称号は公爵夫人)の三角関係にヒントを得て生まれた作品というのが宣伝文句でした。
しかし、実際に見てみると単にあの三角関係だけでなく、王室の駆け引きや人間関係の掛け違いによる悲劇、孤独感など様々な感情をきちんと見せるドラマのような作品になっていました。
「白鳥の湖」というのは元来、べらぼうに長い作品な分、場合によっては途中で寝てしまうほど冗長的になってしなうのですが、今回は最期まで飽きることなく舞台に見入っていました。
先月のスカラ座バレエがゲスト以外が相当よろしくなくてうーん・・・となっていたので(だから記事に書きそびれたまま・・・そういえば『海賊』後編もまだだ!!)今回の公演は久々のヒットでした。
オーストラリア・バレエ団、お勧めです

ついでに、休憩時間中に振付を行ったグレアム・マーフィーさんにお会いしたのでサイン頂いちゃいました

詳しいレポートは近日中に書けるよう善処します