川越雑記帳2(川越見て歩き)

富士見町富士は見えねど浅間社/石段のうえ富士山火口

仙波氷川神社の手前に小さな橋がある。


下には長い坂があり国道16号の下を潜り、新河岸川に架かる滝下橋に出る。


この橋の名前は富士見橋という。


富士見という名はついているが、富士山のありそうな方向を見てもその姿は見えない。
この橋は富士見町の境にあり、この道の両側が富士見町である。


この道を進むと右手に浅間神社がある。
古墳の上に建てられた神社で、この辺りでは一番高い場所である。


急な石段の上に社殿がある。
ここならもしかすると富士が見えるかと思って上ってみた。


ところが周囲は照葉樹で囲われ、その先はほとんど見えない。
富士はこの方向かなと思ったがまったく分からない。


社殿の後ろには大きな穴があり、側の石碑にはこれは富士山の噴火口を表していると書いてある。


富士見町は東武東上線の手前で終わる。
その先の交差点に歩道橋があり、その上から富士見町を見る。
以前、鹿見塚のあった場所として写真を載せたことがある。
手前の建物の上に、少し浅間神社の森が見える。


歩道橋の反対側の階段の所まで来ると、その先に富士山の上部だけが見えた。
中央にアンテナを付けた鉄塔があり、その後ろにある。


アップで見ると、その塔の他に高圧線の鉄塔もあり、その後ろに白い富士が見える。
うまく建物の間が開き、富士が左右対称的に見える位置にある。


ここから見えるということは、昔は富士見町からも普通に富士が見えたのだろう。
また、東武東上線の近くにあったという古墳からは、さらに良く見えたかも知れない。
今は富士が見えにくい富士見町だが、浅間神社の富士山はよく見える。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「散歩写真」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事