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川越雑記帳2(川越見て歩き)

32-13 辻の聖観音

 「そこ(山畑先生の碑)から約五〇〇メートルほど西へ行くと、辻の聖観音がある。」と書かれている。
しかし、略地図には、少し先の道を右折し北西へ進み、次のY字路を右に行った先の左側に辻の聖観音と書いてある。

 どちらを信じていいか分からなかったので、とりあえず信号のある交差点を右折した。
道は北西へ向かっていた。途中、県立川越西高校へ行く道を過ぎ、その先でS字カーブのように、右へ曲りすぐ左へ曲がった。
左へ緩くカーブしながら進んだが、それらしいものは無かった。
そのうち次の目標である八坂神社に出てしまった。

 道を戻り、途中左へ入ったりしてみたが、聖観音らしきものは無かった。



 さらに戻り、先ほどのS字カーブの所まで来ると、ようやく石仏らしきものがあった。
この写真は行き過ぎてから、最初来た方向から撮ったものである。
Y字路の角に赤い箱形ポストがあり、桜のような木がある。
その間に、道に背を向ける形で、石仏が建っていた。
さっきは、もっと先だと思いこんでいたのと、木の陰で後ろ向きだったため見逃したのだろうか。



 石仏は石の基壇の上にあり、後ろの柱の上には小さな屋根が掛けられていた。



 石仏は蓮の上に座り、光背もある。おそらくこれが辻の聖観音と思われた。
地図とも、本文の記事ともかなり違うところにある。

 「この聖観音は寛政八年(1796)八月、笠幡の道目木、半沢地区にかかっていた七ヵ所の橋を石橋にかけかえた時建てられたものである。そばに馬頭観音(文字塔)が三基ある。」

 あるはずの三基の馬頭観音は見当たらなかった。
聖観音の前には、小さな川があった。

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