川越雑記帳2(川越見て歩き)

11-1 仲町交差点から栄林寺へ

 《11》伝説の残る末広町から三光町へ

「今回は、末広町から三光町にかけて歩く。仲町交差点を背にして、NTT川越を右に見ながら約300㍍ほど西進する。右折し、さらに100㍍歩き、今度は左折する。正面に現われてくるのが曹洞宗の雲興山栄林寺である。」


 NTT川越を右に見て進み、信号のある交差点を右折する。その先の道を左折すると、奥に山門が見えた。


 山門の右には、「安井政章墓」の説明板があった。
以前は墓の側にあったが、いつからかここに移されていた。


 山門を潜ると正面やや左に本堂があり、脇に枝垂れ桜の木があった。
「開基は川越城主酒井備後守忠利の伯母で、法名を玉室栄琳大姉と称し、慶長5年(1600)8月6日に没した。したがって、最初の山号・寺号は玉室山栄琳寺と称していたが、四世分□和尚のとき現在の号に改められた(□は、白を横に二つ並べた字)。開山は、寛永17年(1640)に没した養岑文舒大和尚である。」


 左手の植え込みの中には、「お掃除小僧」の石像が立っていた。


「本堂左手の墓地には、松平大和守家の郡奉行として治山治水や植林などの大工事に貢献した安井政章の墓があり、市指定史跡になっている。」
 枝垂れ桜を右に見て墓地に入り、すぐ左に入ると右手に安井政章の墓があった。

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