長い梅雨で、しばらく小仙波跨道橋を見ていなかった。
昨日行ってみると、当然ながら様子が変わっていた。
右側にはクリーム色のシートで覆われ、左側はコンクリートがむき出しで、その上が通行できるようになっていた。
階段の脇を通り、歩道橋へ上がる坂に出る。
その先に、久しぶりに見る明るい空と雲が広がっていた。
歩道橋の上も同じように、片側通行になっている。
コンクリートは新しいが、もうすでに細いひび割れが見られる。
下りのスロープも同様で、ところどころに黒いラバーの板が置いてある。
途中の階段は、段の端の滑り止めが新しくなっているような気がした。
スロープは途中で、青いシートに変わっていた。
青いシートは下まで続き、その先は元のままであった。
右下の小屋の戸は閉まり、人気はなかった。
帰りに反対方向からスロープを上っていると、前方にモクモクとした白い雲が見えた。
入道雲に似てはいるが、その上に薄い雲が広がっている。
この日、関東地方の梅雨明けが発表されたが、まだ、ほんの夏の入口に過ぎないようだ。