ロヂャース脇の大きな通りを下って、信号のある交差点に出た。
ふと反対側を見ると、背の高い草の一群があり、上の方に黄色い花が並んで咲いていた。
直ぐにカンナだろうと思ったが、車の往来が多く、なかなか写真が撮れなかった。

信号が変わったので、向こう側に渡った。
カンナは畑の隅に、歩道に沿って植えられていた。
歩道側にはすでに黄色い花びらが落ちていたが、花はまだ多くちょうど見ごろだった。

近づいてみると、花の中心部から噴き出したようなオレンジの点が目を引いた。

カンナは夏の花というイメージが強いが、この時はまだ梅雨明け前だった。
夏の青空をバックにすれば、なお一層この黄色が映えるだろう。
