川越雑記帳2(川越見て歩き)

合流点4・鯉も草食む

 住宅地横の舗装路は、住宅地の端で終わり、その先は土の細い道があった。
川沿いのフェンスも鉄パイプの柵に変わっていた。
パイプを組んだ柵は、その先で、右からくるフェンスと交わっている。



 二方向から来たフェンスは、交わって三角形を作っていた。
その下で、二つの川が合流していた。



 今まで辿ってきた川は、左にカーブしながら、豊富な水量で合流している。



 一方の右から来る川は直線で、全体がコンクリートで造られている。
水は少なく、川底の中心に掘られた細い溝にかろうじて水がある。
地図には、どちらも新河岸川と書かれている。
辿ってきた川は、農業用水路の役割を果たしているようだが、一方の川は排水路のようだった。



 川の合流点には、草の切れ端が溜まって浮いていた。
春の用水路には、畔を刈った草が流れているが、それがこの合流点に溜まっている。
川の幅が急に広くなり、流れが向きを変えているので、淀みが出来ているようだ。



 その草を見ていると、なにやらうごめくものが見えた。
浮いた草の下から、浮き上がってくる。少なくとも、数匹はいるようだった。
そいつは、大きな口を開け、まるで浮いた草を食べるように、パクパクやっている。
水が濁っていて見難いが、どうやら鯉が餌を食べているらしい。
下流に来るにつれて、生き物の数が増えて来た。

 下流側を見ると、直ぐ先に次の橋が見えた。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「赤間川・新河岸川下り」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事