ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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お気に召したらうれしい限り。

長谷部誠 「心を整える」 読了

2020年04月25日 09時20分32秒 | 読書
おはようございます、ジニーです。

読書に関する投稿、4月は更新できないまま今日にいたってしましました。
一応、読んではいます、読むスピードはテレワークで時間が減ってこともあり
だいぶ遅くなっていますが、読んでいます。

さて、今回は長谷部誠さんの「心を整える」です。

実は3月に読了していましいたが、ここに感想を書けずに4月末まで
来てしまいました・・・。

さて、気を取り直して。
著者の長谷部誠さん、日本代表のサッカーを観戦したことがある人であれば
ご存知のサッカー選手です。
昨年のロシアワールドカップ後に惜しまれつつも代表引退をされましたが
ドイツで今でも(リーグは新型コロナの影響で中断していますが)、現役として
活躍されています。

日本代表では、チームのキャプテンとして、2010年のアフリカワールドカップ以来
チームを引っ張っきた選手です。
この人ほど「キャプテンシー」という言葉が似合う選手はいないのではないかと
思います。

そんな長谷部選手が著した本書。
2011年に発行されたようですね、もう9年も前なのか。

内容としてはスポーツ選手である本人が常日頃から心がけている
メンタルコントロールをいくつかの項目と実際のエピソードを交えて
綴っている形です。

一つのビジネス書としても読めるので、参考になる部分は多かったように感じます。


僕はこの手の本は、話半分というか、「その人ができたことだから、1から100まで、
言われたとおりにしよう」という心持ちでは読みません。
良いなと思うことを受け止めていく感じです。

そんなスタンスにおいて、結構受け入れていこう、真似してみようと感じるところの
多い内容だったなと思っています。

いろんなタイプの人間がいるので、すべてに汎用性を持つようなものは
なかなかないと思うのですが、長谷部選手の場合は、

・来るべき時のために常に準備を怠らない
・目的意識を持って取り組む
・自分と向き合うことを意識している

という点に注力しているなという印象も持ちました。


僕は営業の要素の強い仕事をしているため、準備の重要性や、目的意識、自分と向き合うことが
多々あるため、そういう部分が特に目についたのかもしれません。

特に印象的だったのは、「愚痴や言い訳はしない」という言葉。
そんな、たまには愚痴らせてよ、と読みながら感じましたが、そこに生産性がないという
という点は共感を得ました。
一方で反省はよくしていますね。
反省は次につなげていくために必要です。
愚痴や言い訳は、そこで成長が止まります。
この違いですね。


かたやプロのスポーツ選手。
かたや一介のサラリーマン。
経つステージの大きさや次元は違えど、根本的なところでは非常に取り入れられる
所も多く、「戦う者」という意味では同じなのかなと思いました。


新型コロナウイルスが猛威を振るっているいま、「心を整える」というメンタルコントロールは
非常に大切になると感じています。
奇しくも、こういった状況に先越して本書を読めたことはよかったのかなと思います。

分かりやすさも含めて、おすすめな本です。




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